淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

誕生日が近いから

 昨日は同人誌の例会だった。マスヲにとっては出戻りから2回目の参加だったがここ数年の中では同人の出席率が高かったようだ。
 批評対象の作品は小説が3作だったが出席者が多かったために、最後の作品に割かれた時間が少し足りないほどだった。

 その後の懇親会で飲みながら他の同人と話しているときに、同性の年配者から誕生日を聞かれた。何故そんな床屋のようなことを聞かれるのか違和感があったが、相手が年上のこともあって正直に答えた。
 すると彼から川端康成と誕生日が近いと言われた。マスヲは特別川端康成が好きでもない。好きな作家でも正確な誕生日を知っている人はいない。
 そんなことを言われると相手が喜ぶと思ってのリップサービスなのか、自分の知識をひけらかしたいのか、それとも酔っぱらいの戯言でそんなに深い意味はなかったのだろうかと昨夜はベッドに入りながらも考えていた。

 今朝、目が覚めると真っ先にインターネットで川端康成の誕生日を調べたら6月14日だった。マスヲとは3日違いなのでそんなに近いとは思わなかった。
 それよりもむかし好きだった女性のことを思い出した。彼女はマスヲと誕生日が2日違いだったから。

 彼女と知り合ったのはマスヲが20代の半ばを過ぎたころだったと思う。ある私立大学のオープンカレッジで手話を勉強しているときに知り合った。
 受講生は年齢問わず圧倒的に女性が多かった。彼女はその中でも年上の主婦たちや年下の学生からも口々に綺麗だと言われていた。
 何とかモーションをかけてB’zのライブに一緒に行ったことがあるが、今思い返しても彼女のような綺麗な人と2人で時間を共有できたことが不思議に思える。

 手話の勉強は他のメンバーにも恵まれたせいか何期か継続することができたし出席率も悪くなかったと記憶しているが、残念ながら成果のほうは恥ずかしいくらいだったし、わずかに覚えたことも今ではほとんど忘れてしまっている。

 手話を教えてくれた講師が趣味で手話演劇を行っていた。講座が終わった数年後にどういう訳かある公演でのボランティアを彼から依頼された。
 マスヲがホールで受付をしていたら、好きだった彼女がその後に結婚することになる彼氏と二人で現れたことが忘れられない。悔しいほどお似合いで誰が見ても美男美女の2人だった。