淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

『OS☆U』と『レ・ミゼラブル』

 先週の金曜日、土曜日に休日出勤することにしていたので、いつもよりは早く事務所を出た。地下鉄の改札に向かっているといつもは喫煙所に成り下がっている仁王門通りの入口、招き猫ゲートの辺りに人だかりが出来ているのが見えてきた。しかも、なにやら聞きなれない音楽まで聞こえてきた。

 人だかりの向こう側に若い女性のグループが歌って踊っていた。彼女たちの着ていたユニフォームになんだが見覚えがあった気がしたのでしばらく考えていたら、大須の商店街の所々で目にすることが出来るポスターを思い出した。彼女たちは『OS☆U』だった。
 名古屋のローカルアイドルなので一度は生で見てみたいと思っていたが、ステージまではほんの数メートルで彼女たちを見ることができた。

 女性アイドルグループのステージを生でみるのは2回目だった。初めて見たのは『チームしゃちほこ』。栄のオアシス21のステージで彼女たちのライブを通りがかりに偶然目にした。彼女たちは大手芸能事務所所属ということもあり、ファンも多くステージまでの距離も遠かった。
 だが、『OS☆U』も同じ名古屋のローカルアイドルとはいえ、マイナー過ぎるせいか声援を送っているファンも少なかったので近くで見ることができた。
 ステージまでが近いせいか彼女たちのダンスは切れていたし、真剣にステージを務めているのが伝わってきたので、2曲くらい何気なく見ていた。

 昨日、実家で食事をしているときに弟に生で『OS☆U』を見たことを話題として提供したら、彼は知らないどころか全く興味を示さなかった。彼女たちの知名度はそんなものなのだろうか。

 数年前に『レ・ミゼラブル』の映画を劇場に見に行き感動したので、その時も実家での食事時に映画の感想を話題として弟に提供したことがある。
 話しの流れで原作を読んだことがないことを話した。
「読んだことないの?」と彼にドヤ顔で言われてしまった。彼にとっては『レ・ミゼラブル』の原作を読むことは常識なのだろう。流石に東京の有名私大の文学部を卒業したことはあると関心はしたが、そんなに見下したような言い方をしなくてもいいのにと感じた。

 だが、ひょっとしたら弟が『OS☆U』を知らないことを知ったときのマスヲの態度はどうだったのだろうか。後で少し気になりだした。
 名古屋市民や名古屋市近郊に住んでいる人たちにとっては『OS☆U』と『レ・ミゼラブル』はどちらがより認識されているのだろうか。このことも気になっている。