淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

湯治

 今、乗鞍高原のペンションに居る。
 朝、7時過ぎに名古屋を出て、ホームである野麦峠スキー場で日中を過ごし、その後に乗鞍高原に来た。
 ちなみに明日もここで泊まる予定だ。ここ数年、毎年独りで冬の乗鞍高原に訪れている。

 夏の乗鞍高原も嫌いではないが、自分は冬の方が好きだ。もちろん、スキーが出来るからという理由もあるが、別の魅力がある。それは温泉だ。自分が知っているだけで、3種類の源泉があり、それぞれに魅力がある。
 温泉はやはり、夏よりは冬の方が似合うと思うし、乗鞍高原にある宿泊施設には露天風呂があるところが多い。自分が今回滞在しているペンションも露天で雪を見ながら入浴できるが、まだ露天には入浴していない。

 今日もスキーを滑った後に、スノーボードに挑戦した。前回と同じバンビゲレンデで。
 前回の反省を踏まえてリフトにはスノーボードを履かずに乗車した。おかげで降りるときに転ぶことはなかった。
 降りてからビンディングをはめて滑り始めたが、やはりすぐに新雪に突っ込んで転んでしまった。
 だが、今日はなんとかバンビゲレンデを降りてくることができた。滑り降りるというよりも、転がっていることの方が多かったとは思うが。転んだ時に立ち上がるのも、多少早くなった気がする。
 下まで降りてくると汗だくになっていた。雪がちらつく中でも。

 ペンションについて早速温泉に浸かった。透明の単純泉に足と手を伸ばす。大浴場ではないが、貸し切りで入れるので気分が良かった。
 独りで入浴していると来月から迫っている新しい仕事のこともひとまずは忘れてしまうことが出来た。

 明日は宿から直接スキーを履いてゲレンデに出かけることが出来るのも魅力的だ。気分が乗ればゲレンデサイドにあるレストランで昼からビールを飲むこともできる。日帰りでゲレンデに出かけることが多いので、ゲレンデでお酒を飲むことも自分にとっては特別なことだ。

 ちょっと長かった冬休みのおかげで、自分がプライベートで掲げていた近々の目標をほぼ成し遂げることができた。スキーのバッジテスト2級合格と小説を書き上げることを。
 だから、1月の残りの3日をせめて自分へのご褒美としてのんびりと過ごしたい。身体だけを休めるのではなくて足りない頭と凝り固まっている心をゆっくりとほぐしたい。
 来月からはどんな試練が待っているかわからないのだから。