淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

峯田和伸とお似合いに見えた、きょんちゃん 【『高嶺の花』6話の感想】

 一昨日の放送で6話になった、『高嶺の花』。先週と先々週の4話と5話にはがっかりさせられたが、今週の6話は久しぶりに見応えがあった。
 その理由はきょんちゃんこと、芳根京子の存在感と演技がドラマを盛り上げたからだ。

 主演の石原さとみも美人で魅力的。芳根京子だけでなく、彼女のビジュアルを楽しめることがこのドラマを初回から見続けている理由になっていたが、今話では完全にきょんちゃんに負けていた。演技力も存在感も。

 6話の中で一番自分が好きなシーンは、峯田和伸と演じる風間直人とのツーショット。風間直人の自転車屋の2回でちゃぶ台を挟んで向き合って会話をする場面は、本当に引き込まれた。
 芳根京子が着ていたお嬢様っぽいワンピースが、ぱっとしない地味な部屋に良く映えていた。
 芳根京子の演技力が峯田和伸を引き上げているようにも感じた。2人が似合っているようにも思えたし、この2人でのハッピーエンドでも悪くない気がしたほどだ。

 それにしても、吉池拓真役の三浦貴大の演技はどうにかならないのだろうか。石原さとみ演じる月島ももの元フィアンセ役の。
 設定上、ストーリーが進行するにつれて出番が少なくなってくると考えて我慢していたが、今話ではキーパーソンの1人だった。
 何故、彼をキャスティングしたのかが何度考えてもわからない。特別な意向が働いたとしか思えない。

 また、相変わらず宇都宮龍一役の千葉雄大の演技も酷い。彼は今、きょんちゃんと親しい役柄だ。そのために彼女とのツーショットのシーンが多いのも、自分の癇にさわっている。

 だが、今話は全体としては見るに堪えないことはなかった。前話と前々話と違い失笑してしまうようなシーンが、ほとんどなかったからだ。
 この先のストーリーに意外性を感じさせるような伏線も、あったような気がする。

 次話の予告では、香里奈が出演することもわかった。彼女の役どころも気になる。
 彼女のファンではないが、ストーリーにどんなアクセントをつけてくれるのか、期待している。
 年齢的には峯田和伸とも近いので、視聴者も2人のシーンは自然に見ることができるのではないだろうか。
 まだこのドラマは中盤戦。この先、どんな展開を見せていくのかが再び気になりだした。
 そのおかげで、来週水曜日の22時が少しだけ、待ち遠しくなってきた。