淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

持つべきものは良い教師

 ウインタースポーツのハイシーズンといってもいいだろう。だが、そんな時期にも関わらず、3週間ほどゲレンデに出かけていなかった。スノーボードでリフトから降りるときに転倒後、乗っていたリフトで頭を痛打してから。そのことがトラウマになった訳ではなく、風邪で体調を崩したり他事が続いたりしていただけだ。
 今シーズンは暖冬傾向とはいえ、ようやく各地のゲレンデで滑走コースが増えてきているのに。

 今日、久しぶりにホームゲレンデにしている野麦峠スキー場に出かけた。野麦峠スキー場が初めてな同伴者を連れて。
 同伴者とは、仕事で知りあったスノーボーダーの女性。彼女は準指導員の資格を持っている。
 一緒に行くことを約束したあとに、少しスノーボードを教えてくれないかとお願いしたら、快く了承してくれた。

 ここ数シーズンはハイシーズンになると、白馬方面のスキー場に籠もっていた彼女。だが、今シーズンは理由があって今日が彼女にとっての初滑走だった。
 朝遅めに出発したので、ゲレンデに到着したのは10時30分過ぎ。お互いに着替えてゲレンデに立ったのは11時ごろだった。

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今日の野麦峠スキー場も快晴だった。スマホの写真でも青さが際立っている。
 彼女は野麦峠スキー場のコースを知らないので、前半は自分がスキーで彼女と一緒に、滑走可能になっているほとんどのコースを滑った。
 彼女にとって初滑りだったが、最初から美しいフォームを見せてくれた。自分のまわりではスノーボードの技術は明らかに一番だった。
 1時間ほど滑っていると、そんな彼女にも疲れがみえてきた。今シーズン初のことと、仕事柄身体を使っていないことの影響だろう。

 ホットコーヒーを飲みながら、外のテラスで一緒に休憩した。今日の野麦峠スキー場はハイシーズンとはいえ、陽が当たるところは風も無く暖かかった。ゲレンデトップ以外は。
 この後、クワッドリフトでゲレンデの中間まで上がり、リフト降場の脇にあるレストランハウス樹海で昼食をとることにした。レストランに入いるころには正午になっていて、ランチを取るにはいい時間だった。

 彼女は普段使っていない筋肉を久しぶりに使ったので、まだ少し休んでいたいようだった。彼女が休憩している間に、今シーズン初のゆりわりコースに挑んだ。非圧雪のコブバーンに。
 ゆりわりコースに入ると、積雪が足りていないのはあきらかだった。コブが育っているどころか、あちこちでまだブッシュが顔を出している。多少は板にダメージがあったはずだ。

 その後は彼女と合流してゲレンデベースまで滑り、自分はスキーからスノーボードに履きかえた。彼女からスノーボードの教えを請うために。
 期待以上に彼女が一緒に滑ってくれた効果はあった。上手い人と滑ることでの視覚効果と安心感から、コーチングを受ける前から滑り方が変わっていたのだ。

 具体的な助言をいくつかもらったが、いきなり全てを取り入れることはできなかったが、かなり進歩があった。6本滑ったが、少なくとも2本は転ばすに滑りきれただけでなく、スムーズにターンができるようになりつつある。リフトを降りるのには、まだスムーズさを欠くものの。
 良い先生にスノーボードを教えてもらうことができた、貴重な1日になった。