淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

高校同窓生との新年会での約束

 一年に一度、楽しみにしていることのひとつが昨夜、催された。それは、自分が通っていた高校の友人たちとの新年会だ。
 毎年毎年、二年と三年時にクラスメイトだった友人が幹事をしてくれている。
 昨年は電車一本乗り過ごし、開宴に間に合わなかった自分。今年は慎重に早く家を出たら、乗る予定にしていた電車の一本前の電車にも乗れたほど早く、自宅最寄りの駅に着いた。

 開宴は19時。おかげで開宴時間にも余裕を持って間に合った。コース料理で飲み放題だったために、時間制限はあったが、飲み放題終了後も河岸を変えずに同じ店にほとんどの参加者が残った。
 最終的にお開きになったのは23時30分過ぎ。参加者のほとんどは、お店近くの駅から郊外へ向かう電車へ乗るので終電に乗れたようだが、自分は都心へ向かう電車なので、最終電車には間に合わなかった。
 だが、そんなことは全く気にしていない。それどころか、一年ぶりに再会する友人と変わらずに楽しく再会できたのだから。厄年も遠くなりつつある、オッサンたちが。

 グラスを傾けていた際に、ある友人が自分に提案をした。その提案とは、泊まりがけで一緒にスキーに出かけることを。話は盛り上がり、友人の二家族と自分をメンバーにすることと、予定日も3月の週末にすることが決まった。

 酔っ払いの話などで、それぞれの友人に今日の日中に改めて確認した。1人は二日酔いながらも、しっかりと覚えてくれていた。もう1人は忘れかけていたらしい、ヤレヤレ。

 来月の話なので、ゲレンデの状態は春雪のコンディションを帯びてくるだろう。また、降雪ではなく雨が増えてくる時期でもある。
 だが、自分は今からその日を楽しみにしている。実は、その友人たちとは自分が人生最初にスキーをした際に一緒に滑ってくれた仲間だったから。高校の修学旅行で。

 自分が通っていた高校の修学旅行は、岐阜県のマイナースキー場でスキーをすることと、高山市内を散策することだった。
 スキー場ではウエアを、高山市内の散策では高校指定のジャージを着て。どちらでも、全員同じ装いだったことなどが、特に女生徒たちからはブーイングが出ていたが、今となっては懐かしい。

 基本的に人生にタラレバは無いと考えている自分。それでも、高校の修学旅行については、今まで何度も考えた。高校の修学旅行でスキーに出会わなかったら、その先でスキーに出会っただろうか。また、今のように大事な趣味になっていただろうかを。