淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

会社員最後の日?

 2019年3月が終わった。多くの人が新しい元号の公表に興味を持っているだろうが、自分にとってはもっと大事なことがある。
 昨日をもって、書類上も5年近く勤めていた会社の一員でなくなったから。今日からは会社員ではなく、無職。怪しい行動などは謹んで警察から職質などを受けないようにしないと、面倒なことになる。

 今のところ、次の仕事については白紙。ただ、今後の自分の生き方について決意していることはある。会社勤めはもうしないことを。
 自分のような我儘で勝手な人間が組織に属して働くことが適していないことを、自認したからだ。
 すぐに数えることができないほどの会社を渡り歩いたが、それでも20年以上も会社員として働いた自分を素直に褒めたいとさえ、思う。

 少なくとも今月はまだのんびり過ごすつもりだが、今後一切働く意思がない訳ではない。遊んで暮らせるほどの財産もないし。
 ただ、働き方どころか職種すら、しばらくはぼんやりと模索したい。好きなことをしながら。
 自分にとってラッキーだったことに、時間がかかるいくつかの楽しみを見つけることができたから。

 高校の修学旅行で出会ったスキーと、昨年から始めたスノーボードの二種類の雪遊び。文章を読むだけでなく、紡ぐ楽しみ。
 また、埃をかぶっていたミラーレスの一眼レフカメラでの写真撮影に、最近はすっかりはまっている。有給休暇の消化になってからは、朝起きる時間が不規則になっていたが、写真を撮ることが楽しくなってからは自然とベッドから早く出るようになった。
 一昨日は夜遅くまで友人と深酒していたのにも関わらず、昨日の朝はそれなりの時間に起床したほどだ。

 昨日は、10年以上続けてきた副業先の最後の給料日でもあった。車で20分ほどのショッピングモールの開店時間である9時に間に合うように家を出た。
 店内に入ると一目散に贈答用の焼き菓子の詰め合わせを買って、すぐに帰宅した。早く写真が撮りたかったからだ。

 昨日の撮影スポットは、一昨日に決めていた。偶然、車で通りがかったときに気になったポイントがあったからだ。そのポイントとは自宅近くの学校だ。敷地内で咲き始めた桜を被写体にしたかったから。
 自宅からカメラ片手に自転車でそのポイントまで向かった。ポイントに着くと20分ほど夢中でシャッターを切り続けた。人に誇れるような写真は撮れなかったが、それでもカメラを持っているだけで楽しかった。

f:id:mobemobe617:20190331181240j:plainf:id:mobemobe617:20190331181233j:plainf:id:mobemobe617:20190331181224j:plain
桜。午前中に撮りにいったら陽ざしが逆になることが多くて、トホホ……。
 もう少し、写真を撮っていたかったが副業先のラーメン屋に向かう予定時間になったので、レンズにカバーを嵌めてカメラの電源を落とした。

 3週間ぶりのラーメン屋へ裏口から入ると、自分よりも年上の知らない男性が働いていた。新しいパート従業員のようだ。
 今まで一緒に働いた、自分に合わせて働いてくれた社員や従業員に冗談を叩きながらも、自分なりにお礼が言えたと思う。一緒に働いてくれたメンバーたちの健康を心から願っている。