淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

朝7時に自転車でネギを買いに

 4月がはじまって昨日までの22日間中、車中泊をしながら15日もスキー場で雪遊びに明け暮れていたせいか、すっかり早く目が覚めるようになってしまった。
 今朝も5時前には目が覚めて、スキーとスノーボードのブーツを乾かした。たまっていた洗濯物を洗濯機に入れて回した後に、乾かすとお腹が空いたので朝食を食べたくなって冷蔵庫を開けた。味噌汁が飲みたくなったので、作るための具材を探すために。

 豆腐がワンパック入っていたが、自分が具として入れたかったある野菜は入っていなかった。その野菜とはネギ。
 どうしても豆腐とネギの入った味噌汁を味わいたかったので、近所のスーパーまで買いに行くことにした。車で行くことも考えたが、節約と健康のために自転車を選択した。肩にカメラバッグをかけるのを忘れずに家を出た。

 向かった先のスーパーの営業時間は朝7時から。そのことは以前から知ってはいたが、誰がそんな時間にスーパーを利用するのか、誰が何を買うのかと思っていたのだが、まさか自分が朝食の味噌汁の具を買うために朝一番のスーパーのお客になるとは思ってもみなかった。

 外は自転車に乗るにはちょうどいい陽気。暑くもなく寒くもないし、風も穏やかだったが、意外と外に出歩いている人は少なかった。
 学生はともかく、働きに出かける人もその時間にはまだ駅などに向かっている姿を見かけなかった。犬の散歩をしている人も。1人の女性のジョガーを見かけただけだ。
 裏道を選んでペダルを漕いだせいか、通り過ぎていく車も少なかった。

 スーパーに行く途中、あるクリニックの庭先で黄色い花が目についた。モッコウバラだ。
 昔、生花の仲卸をしていたころに、多少は触ったことがある。
 当時は細かいトゲを痛いとしか考えていなかったが、時が流れると疎ましいとしか感じていなかったものさえ、写真に残したいと思えるほど興味を持つ存在になるとは。
 当たり前だが、時間の流れは確実に人を変える。

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モッコウバラのスナップ。
 スーパーに着くと店は開いていたが、まだ商品はしっかりと陳列されていなかった。レタスの値札のポップは立っていたが、肝心のレタスはまだ棚に並んでなかった。その光景を見ていると、なんとなくレタスが食べたくなってきたのは、自分がひねくれているからだろうか。
 ネギは薬味用のものと、白ネギが陳列されていたので迷ったが薬味ネギを買い物かごに入れた。他にはプレーンヨーグルトも買い求めた。

 ネギとヨーグルトの入ったビニル袋をぶら下げて、自宅に向かってペダルを漕ぐ。同じ道を通ったのだが、行きとはかなり違った景色に見えた。
 ひょっとしたら、写真を撮ることに興味を持ちだした影響なのかもしれない。