今月も今日で平日は終わりだ。マスヲも今週末は出勤しないので久しぶりにのんびりと週末を迎えられる。
今日の終礼に少し驚くようなことが起きた。終礼で連絡事項がある人間は挙手をして皆に話をするのが慣習のようだが、連絡事項はない日の方が圧倒的に多いが今日は連絡事項がふたつもあった。
ひとつ目は明日会社が主催するバーベキューについての連絡だった。マスヲは参加しないのでしらけて聞いていた。
ふたつ目はある女性が今日で退社することを自分から話し出し、退社の挨拶をしだしたのだ。
ある女性とはマスヲが以前このblogで何回か触れた彼女のことだ。
hatehatehahaha.hatenablog.com
普通、こういった挨拶というのは上司や人事部の人間がしきったりねぎらいの言葉を添えたりするのが普通だと思うのだがそういったことが一切なかったのにもびっくりした。彼女は挨拶の中で新入社員として今の会社に3年半勤めていたと話していた。
社会人になって最初の会社というのは誰にとってもそれなりの意味があるはずだ。彼女があの会社で過ごした3年半という時間は、これからの人生にとってどう影響するのだろうか。
彼女と社内や社外ですれ違う時に印象に残っていたのはいつも同じスカートと彼女の顔だ。マスヲのタイプとかタイプではないとかではなくて、いつも表情というのを感じなかったからだ。入社したときからそうだったのだろうか、それとも仕事上での何かきっかけがあってのことなのかが気になっている。
彼女に表情が無いのは仕事上だけで心を許せる人たちと過ごしている時には表情が豊かになるのだろうか。
昨日、相手先の会社との議論の中でインターンシップがやってきたときには紹介が人事からあったがマスヲも含めた外部のエンジニアが参加するときには紹介が無かったことを話すと、そのことについては非があったことを認めていたし、普段ならそんなことはなくきちんと紹介することになっていると話していたが、今日で退職する彼女の挨拶するときの表情を見ていると、彼らが言った言葉を益々信用できなくなった。
退職する彼女は3年半も勤めていたのでそれなりに有給休暇もあっただろうに、退職前に有給休暇を取得していた形跡がないことを他の外注エンジニアがぼそりと口にしていた。
今日で会社を去っていく彼女と今後マスヲとこの先接点があるかはわからない。もし、彼女と再会したときに表情豊かに話しかけてくれたら、なんとなく嬉しく感じるだろう。できれば見たことが無いスカートで。