淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

冬の満員電車でエボシライン

 今朝の通勤電車の中で突然音楽が鳴り出した。音源は自分の隣に立っている女性のスマフォ。彼女は焦っているのか、なかなか音楽を止められなかった。
 彼女は気まずそうにしていたが、故意でしている訳ではないのがわかったし、聞こえた曲が好きだったこともあって不快ではなかった。

 聞こえてきた曲は『希望の轍』。桑田佳祐のソロやサザンオールスターズの曲の中では1番好きだ。また、小林武史がアレンジャーをしている作品の中でも好きな曲のひとつだ。

 ピアノではじまるイントロを聞くだけでもわくわくしてくる。もちろんサビの部分も好き。メロディだけでなく歌詞も。
 ただそれでもこの曲は夏に聞くのが相応しい。出来れば海が見えるような道路をドライブしながらであれば最高だろう。

 音を止めた後に彼女をよく見ると自分と年齢が思ったよりも近そうだった。最初に乗り合わせた時の印象はもっと若いと思っていたのだが。音楽の好みもある程度年齢によって左右されるのは当然だろう。

 自分のスマフォには200以上の曲が保存されているが、その中に桑田やサザンの作品はひとつもない。桑田やサザンのアルバムは何枚か持っているのに。そのせいもあって、最近自分の意思で彼らの歌を聞くことは少ない。
 だが、彼らの曲はラジオ、テレビや有線などで良く耳にすることができる。

 毎朝、スマフォのアラームで起床している。念のために5分間隔で2回アラームを鳴らしているのだが、それぞれ別のものを選曲している。200曲も保存しているので、時々アラーム音にする曲を選び直しているが、今はSuperflyといきものがかりの曲を選んでいる。

 一度、接骨院での電気治療中にアラームが鳴りだした。いきものがかりの曲だったが、サビ部分が流れるように設定していたので、イントロからではなくて歌詞がいきなりメロディに乗って流れだしたのだ。
 その時に若い女性の従業員に言われてしまった。これなら気持ち良く起きられそうですね、と。
 聞いている人は今朝の電車の中よりは少なかったが、流れた時間が長かったせいもあり、自分はかなり恥ずかしかった。

 今朝の彼女が皆に聞かせてくれた歌詞、『遠く遠く離れゆくエボシライン』に比べれば、接骨院で自分が聞いてもらった歌詞の方がはるかに照れ臭いので、曲名は秘密のままにしたい。