淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

初ダイナ・ラストナイター

 昨日、日中の用事を済ませると車を走らせた。昨日、開通したばかりの守山インターに。
 自分の自宅近くに東名高速道路インターチェンジができるとは、免許を取ったころには想像していなかったので、感慨にふけりながら。

 東名高速、中央自動車から東海環状自動車道に入り富加関インターで高速を降りた。家を出たのは15時過ぎ。天気も良いために車内は暖かさを通りこしていた。高速を降りたので、窓を開けて外気を入れた。
 一般道に入ると閑散としていたので、しばらくは気持ちよく車を走らせることができた。
 国道156号線が近づくにつれ、前を行く車が少しずつ増えていく。土曜日なのに自家用車よりもダンプやトラックなどが多い。

 国道156号線に出た。長良川沿いの道を川上に向かって進んでいく。遠くに見える山にはまだ冠雪しているが、川面を眺めると春の訪れを感じずにはいられなかった。
 雪解け水のせいか水量が多い。川の流れが強くなっており、瀬で白くなっているところが多い気がした。
 また、春の日差しのせいか水面全体の色も心なしか明るく見える。
 
 そんな景色を楽しみながら、薄明るいうちに目的地に到着した。ダイナランドスキー場に。
 係がいない駐車場の料金所を通り過ぎた。事前に電話をして、昨日のナイターは駐車料金がかからないことを確認していた。
 今年はゲレンデの雪が多いために、予定よりもナイター営業の期間が延長されたのだ。それも昨日が最終日。
 今シーズン、ダイナランドスキー場を滑っていなかったことが引っかかっていたが、シーズンの後半になんとか訪れることができた。

 駐車場に車は少なかった。おかげでスキーセンター間近の屋根があるところに車を駐車できた。
 着替えてゲレンデに立つと18時を少し過ぎていた。ナイター営業は18時からなのでほぼ自分の思惑通り。
 ダイナランドのナイターの魅力は平日も営業されることと、ナイター営業の前にゲレンデが圧雪されること。
 ナイター営業の最初のリフトに乗れば簡単にファーストトラックを楽しむことができる。駐車場料金がかからなかったので、リフト代の2500円で。

 唯一、稼働しているリフトαライナーに乗る。まだ、暗くなりきっていないゲレンデの景色を眺めながら。
 黄昏の中でもコースのところどころに雪が解けて地表が出ているのがわかる。
 リフトを降りてゲレンデトップからコース下部を眺めるときれいにコースが整えられている。
 久しぶりに気持ちの良いゲレンデコンディションで滑走できると思い、滑り出した。
 すると考えていたよりもゲレンデが固い。アイスバーンになっている。整地されたときに出来る斜面に対して水平の溝が気になるくらいに。
 すぐにバランスを崩したので、より慎重に滑ることにした。

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ナイター営業が始まったばかりの薄明かりのゲレンデ。
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ナイター営業開始早々のゲレンデトップ。
 αライナーを何回か乗っているうちに、すっかり暗くなった。
 考えたら1人でゲレンデに来たのは久しぶり。おかげで自分の滑りについてより考察できた。
 バーンが固めのせいか、スピードが乗りやすいこともあって。緩斜面ではそれほど問題がないが、斜度がきつくなるとニュートラルの状態が短いことに気が付いた。おかげでよけいにバランスが悪くなっている。
 また、同じような斜面で中回りから小回り時に山足のテール部分が時折、引っかかることがあることも。
 そのふたつを気にしながら滑り続けた。

 しばらくすると、白い何かが舞いはじめた。初めはどこかに積もっていた雪が舞い上がっただけだと思っていたが、はっきりと降雪だとわかるくらいになった。時々止んだりしながらも、次第に牡丹雪に変わった。固いバーンに重い雪が降り積もるために、ゲレンデコンディションが変わっていく。

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降りはじめた雪。
 気が付くと自分が滑りはじめたころよりもゲレンデに人が増えていた。
 そんな中でも相変わらず、高速で滑走していくスキーヤーとボーダーが何人かいた。
 自分はある1組のスキーヤーが気になった。自分よりもやや年上に見えた。テクニックも自分よりは上なのはわかった。
 しかし、様々なゲレンデの状態を鑑みると2人の滑り方に違和感を覚えた。2人は自分自身のテクニックにそれなりの自信を持っているのだろう。
 だが、完全に全てをコントロールしきることが出来ていたのだろうか。そうでなければコースに人もそれなりに居たので、スピードを落として欲しかった。もう少しだけ。
 少なくとも、彼らが前にいても後ろから追い抜かれた時も、何度か自分は危険を感じた。こちらがスピードを落としたり、立ち止まったくらいに。

 今シーズン、自分がスキーをしている上での変化がある。怖さを感じることが増えたことだ。
 以前ならスピードを出したり、急斜面で暴走したりしていても恐怖感を感じることはあまりなかった。
 だが、今では違う。急斜面やスピードを出すことが怖いわけではない。コントロール出来ていない状態になってしまうことが怖いのだ。
 きっと、以前に比べて自分がスキーをコントロールできる範囲が広がったからだろう。
 不整地、急斜面でも高速で滑走していてもスキーをコントロールしきっている自信があれば全く怖くない。
 逆にまわりを見ることが増えてきた。以前の自分のような滑走者に危険を感じるからだ。
 牡丹雪でウエアが濡れてきたので、21時過ぎで今年最後のナイタースキーを切り上げた。