昨日の夕方は、岐阜市の玉宮町を呑み歩いた。もちろん、久しぶりに玉宮の魅力的なお店をハシゴするのも楽しみだったが、ある知人と再会することの方がメインだった。
その知人とは先月、関市上之保地区でボランティアに参加した時に知り合った男性。岐阜市在住とのことだったので、玉宮で呑むことを一緒にボランティアをしたときから約束していたのだ。
ほぼ1か月経って、その約束をお互いに果たしたことになる。
彼と出会ったのは自分が4日間連続で参加した、最終日。
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そして、もう1人岐阜駅界隈に詳しい友人にガイドをお願いして、夏の終わりの夜を3人で楽しんだ。
知人とは岐阜駅の改札口で18時30分に、ガイド役の友人とは一軒目のお店で18時40分に待ち合わせした。
3人の年齢が皆40代と近いこともあり、お互いにすぐに打ち解けた。
3人の距離感を近づけたのは、岐阜羽島の銘酒『千代菊』のおかげもあるだろう。気がつくと銘酒を冷やで、全員が楽しんでいた。
自分と友人はこの店に今まで何度、訪れているだろう? この店のおでんと串揚げは何度食べても飽きることがない。
知人はおでんを気に入ってくれたようだ。大根をお替わりしていたほどなので。
久しぶりに再会した知人が居たことで、話題のいくつかはボランティア関連になった。
その中でも、ほぼ同じタイミングで同じ人物の話題に熱くなった。スーパーボランティアと呼ばれ、時の人になっている尾畠春夫さんについてだ。
尾畠さん自身のことについても、お互いに興味があったが、一緒にボランティアに参加したチーム内で尾畠さんのようなシニアボランティアが居たのだ。仮に仮名、タケダさんとしておこう。
タケダさんは、三重県桑名市出身なのにもかかわらず関市上之保地区のボランティアに、車中泊をしながら連日参加を続けていたのだ。自分はタケダさんと、3日目も同じチームで活動した。
性格も穏やかでユーモアにあふれ、器用で体力もあるために、現場では自分よりもはるかに役に立っていたと思う。
関市上之保地区のボランティアセンターが閉鎖されてからは、岡山まで出かけてボランティアに参加するつもりだと話していたことを、知人も覚えていたようだ。
『千代菊』を満喫したところで、河岸を変えた。焼売が美味しい店、『大衆酒場 丸大駅前センター』に。
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自分が焼売ばかりを強調していたら、入店後に友人がしっかりフォローしてくれた。麻婆豆腐の注文を忘れたらいけないと。当然、白飯も。
行儀は悪いが白いご飯の上に麻婆豆腐を乗せ、そればかりか焼売も乗せて崩して食べた。麻婆豆腐の辛さと、ジューシーな焼売からあふれ出る甘い肉汁とのコントラストが、より食欲をそそった。
気分よく呑める人たちと、美味しい料理を食べること以上の幸せが世の中にどれくらいあるのだろう?
昨夜は本当に楽しかった。また、近いうちに3人で再会したいと自分は思ったが、他の2人はどうだろう? 少しでも近い気持ちでいてくれたら、嬉しいのだが。