淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

酔っ払った男って

 昨夜、フリーター時代の友人と呑みに行った。先月の週末に友人から誘われたが、その時はもう別の友人と呑んでいた最中だった。断ったので、今度は自分から誘い返した。
 その友人と昨年の今くらいの季節に、呑んだ記憶があったので、blogを見返してみたらその通りだった。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 一軒目は焼鳥屋に入店した。『恵那鳥』を扱っていることが店頭に掲示してあったので、興味を惹かれたからだ。自分が住む地方では、『恵那鳥』はちょっとした人気がある。
 値段はリーズナブルなわりに、『恵那鳥』だけあって美味しかった。串物1串のサイズは小ぶりだったが、その分食べ易かった。

 入店したときは自分と友人の2人だけだったが、気がつくとカウンターに1人、小上がりに2人組の客が居た。
 そのうちの1人に突然、声をかけられた。ラーメン屋で働いている方ですよね、と。

 ラーメン屋でアルバイトを始めてから10年ほど経つが、店の外でしかも自分が顔を覚えていないお客から声をかけられたのは初めての経験だった。
 そのお客は自分が働いているラーメンチェーンの中でも、自分が働いている店の味が一番気にいっていると話してくれた。もちろん、酒の席での会話だからリップサービスの可能性もあるが。

 そのことがきっかけで、後ろの男性2人とラーメン談義になった。いつの間にか、カウンターに座っていた1人の男性客も、話題に加わっていた。店の客同士全員でラーメン談義をして、盛り上がった。
 ラーメンの何が、見ず知らずの大人たちを熱く意見を取り交わさせるのだろう?

 他の客が帰ったので、自分たちも河岸を変えることにした。昨年、友人と呑んでいた店に。焼鳥屋の2軒隣りなので、千鳥足でもすぐに辿り着けた。
 その店では何杯かジントニックを呑んだ。皮付きのフライドポテトをつまみながら。

 日付が変わったころにお開きにした。久しぶりに長年の友人と会って、お酒を呑んだこと。アルバイト先のお客に感じよく声をかけられたこと。そして、見ず知らずの人たちと罪のない会話をすること。楽しい一夜だったが、自分がやらかしてしまったことがある。
 それは、ある女性に電話をしたことだ。

 友人がお手洗いのために、席を外している間のことだった。当時、一緒にアルバイトをしていた年下の女性に。少なくとも15年ほどは会っていない。
 今思い返すと、電話に出てくれなかったのは幸いだったし、折り返しも当然ない。

 年上の友人から聞いたことがある。酔ってしまうと、携帯電話の電話帳に記録してある女性に電話をかけたくなってしまうことを。
 そのことに気がついたので、酔って連絡してしまう可能性がある電話番号を全て消したことを。

 自分も独身のころには、そんなことが多々あった。相手には迷惑になることがほとんどなのに。久しぶりにやらかしてしまった。
 通信記録を見返すと10:23。その時間に着信があったら、相手は自分かもしれません。ごめんなさい……。