淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

思い出受験

 プロジェクト先では、インフルエンザに罹患したことになっている自分。自社や取引先には資格取得のために時間が欲しいと、休みを要求していた。
 やはり物事は有言実行に限るので、今日からある資格取得のために行動しだした。その資格とは、SAJバッジテストの1級だ。

 1級を受験するためにはふたつの条件が必須となっている。ひとつはSAJバッジテストの2級を取得していること。もうひとつは、1級の受験のための事前講習を受けることだ。事前講習を受けると、事前講習会修了証が発行される。この修了証の期限はワンシーズンのみだ。
 今日、自分が事前講習の受講先として考えていたのは、きそふくしまスキー場。事前講習は、バッジテストの検定日の午前中に行われる。

 今朝自分がきそふくしまスキー場の駐車場に着いたのは、8時過ぎ。駐車場は閑散としていた。先月の3連休の中日の大入りがまるで嘘に思えるようなほどだった。
 おかげでゲレンデに一番近い駐車場に車を停めることができた。

 スキースクールの扉を開けて、事前講習受講の申込書を書きながら受付係の若い女性と話していると、ゲレンデの雪不足のために今日が今シーズン最後の検定日になる可能性が高いと言われたのだ。
 自分は考えを改めて、受験することに決めた。自分がまだ1級合格レベルには至っていないことを自覚していたので、記念受験的な意味合いが強かった。模試的な受験ともいえたかもしれない。
 実は、バッジテストの2級の検定にも、事前講習はある。2級の場合は受験の必須条件ではないことが大きな違いだ。

f:id:mobemobe617:20190306175641j:plain
今日のきそふくしまスキー場はゲレンデの滑走者もまばらだった。
 10時から事前講習が始まった。受講者は男性ばかりの4人。講師も男性だった。内容は2級と同じ方向性のもので、検定種目と、検定種目毎のコースの確認が主になる。
 その際に若干、講師から検定種目毎にある程度のアドバイスを受けられる。受講者全員が様々なアドバイスを受けていたが、自分への助言で印象に残ったのが大回りについてだ。ニュートラルが少ないことと、滑っているときに上半身に堅さが見られる、と注意を受けた。

 本番の検定は13:15から。時間前に集合場所に到着すると、嬉しさがこみ上げてきた。検定員の中に、ずっと再会したいと思っていた人が居たからだ。
 その人とは2年前に自分が3級を受験したときの検定員だった加藤先生。女性の指導員で、その際に自分をおだてて、もっと上の級を目指すように諭してくれたのだ。今日の1級と2級の主任検定員を務めることを本人自ら、話していた。

 検定の結果はほぼ予想通り。合格はできなかったが、自分にとっては記念受験を通り越した特別な受験となった。
 検定の結果を聞きにいったとき、彼女と1対1で話せることができただけで、良い思い出になった。自分がここまで、スキーのスキル向上を目指すきっかけを作ってくれたお礼を少しは、述べることができたし。
 何時になるかわからないが、自分が1級に合格したことを伝える日が来ることを夢見だした、2019年3月6日。

f:id:mobemobe617:20190306175617j:plain
今日の検定では1級合格者はいなかった。さて、自分の結果はどれでしょう?