文化の日で休日の今日。休みの日に、仕事関係のことをネタにするのは我ながらどうかと思ったが、やっぱり書くことにした。
書きたいことを書かないと、毎日書き続けることは難しかっただろう。そのスタイルのおかげで573日の毎日、書き連ねることができた。
積み重ねられた573の駄文。多くの他人にとっては意味がないだろう。それでも、自分だけはそのことを評価している。
はてなblogの中で人気を集めているジャンルの退職エントリー。何故、人気があるのかまったくわからなかったし、最初は読むことも少なかった。
だが、傾向として自分と同じIT関係に従事している人が書いていることが多いこともあってか、このごろはたまに読んでいる。熟読ではなく、軽く目を通しているレベルだが。
bloggerが退職エントリーで会社の実名を出している場合、著名な会社がほとんどだ。しかも、何故か男性が多い気がする。
女性bloggerが結婚するための退職エントリーは、このはてなblogの中でもどれくらいあるのだろうか。
もし、書かれていたとしたら、その文章はどれくらいの他人の目に留まるのだろうか。
今まで自分が読んだいくつかの退職エントリーを思い返すと、どれもそれなりに整然と書かれていた。多少の感情は滲んでいたとしても。そのために、多くの人に読まれているのかもしれないが。
いくつもの会社を辞めてきた自分にとっては、不思議に思えてしまう。
ヘッドハンティングなどによる前向き退職もあるかもしれないが、多くの人の退職はそんなポジティブな理由ばかりではないのではないか。
前向きで明るい文章の方が、読者に与える読後感が良いのはわかる。だからといって、読後感が良い文章ばかりを読み続けていると飽きてしまうし、受け取るものも偏ってしまうのではないだろうか。
ここ最近、本業での現場に出勤することが億劫になっている自分。
今の現場に着任するときに、年内で退職することを少なからず考えていたことを、誰かに話したらそれが噂になって多少は広まっているようだ。自分が今、直接関わっている会社の営業の耳に入っていたからだ。
先月その営業社員に会ったとき、はっきりと直接聞かれた。
「年内で辞めるって聞いたんですが、本当ですか」、と。
その営業社員とは今の会社に入った最初の現場でもお世話になった。しかも、年齢が近い女性だということもあって、お互いにあまり気兼ねしない関係だ。所属している会社は違うけれど。
相手先からは来年の3月までは続けて欲しいと言われていることを、彼女は話してくれた。
正直、揺れている自分。まだ土曜日なのに、すでに来週からの月曜日の仕事に思いを巡らして、嫌な気分になっているほどだからだ。
もし、今の現場を最後に年内で退職するのであれば、それまでは最低でもこのblogを続けたい。そして、退職エントリーで理路整然としていない、感情を込めた文章を書き殴りたいと妄想しているが、実際に今年の年末にはどうなっているだろう。
今年はもう、60日を切っている。