淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

こんなに悔しさを感じるとは思わなかった

 今日、7月20日を心待ちにしていた。理由は参加したトップカメラの撮影会のフォトコンテストの結果発表日だったから。
 撮影会が終わった直後、店の地下一階に展示されていた昨秋のコンテストの作品を最初に見たとき、自分の作品でもいい線いけるかもしれないと自惚れて、コンテストに参加することにした。
 写真撮影が上手くなりたかったら、多くの人に見てもらうこと、コンテストなどには積極的に参加することを何かで読んだことも理由だ。

 今日の午前中、街中まであるモデルの撮影会に参加した帰り道、トップカメラ栄店に立ち寄った。フォトコンテストの結果を知るために。
 店で買い物をした後、久し振りに地下のギャラリーに降りると、当たり前だが自分の作品は展示してなかった。
 そればかりか、展示してあった作品全てに圧倒されたし、自分のレベルの低さをはっきりと自覚した。
 前向きに考えれば、ちょっと前まで感じることができなかった写真の善し悪しについて、気づけるようになってきたとは思う。

 自分や自分と仲の良い人たちとの間では笑い話だが、自分が小説教室に通いはじめたころと似ている気がする。
 ある直木賞作家が、カルチャーセンターの小説教室で学んだことをきっかけにプロ作家になったことを知るとすぐに、地元のカルチャーセンターで開講していた小説教室を受講したからだ。

 読書感想文などは大嫌いだったが、好きなように文章を綴ることは好きだったし、文章を書くことにある程度のセンスはあると勘違いしていた恥ずかしい自分。
 それでも何度も鼻をへし折られながらも、自分が書きたいことを多少はなんとか書けるようになったとは思う。
 だが、これ以上の高みは目指せるのだろうか。

 帰宅してネットサーフィンをしていると、フォトコンテストの結果が店のHPに掲載されているのを知った。わざわざ店まで足を運ばなくてもよかったのだ。
 そればかりか、上位入賞作品については講評まで書かれていた。
www.topcamera.co.jp
 結果が発表されるまでは、小さな賞でも受賞できればラッキーと考えていた。ビギナーズラックが起きるかもしれないと少しワクワクしながら。
 ただ、結果は正確だと思うし、残酷だ。久しぶりに自分は悔しさを感じた。もちろん、足りないものが多すぎる自分に対してだ。
 足りないことが多いのはわかったが、それをどのようにしたら満たすことができるのか、今の自分にはわからない。
 どうしたら、わかるのだろうか。しばらくは、その事が頭から離れないだろう。

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今日の写真はポートレート教室で学んだ時にモデルを務めてくれた実莉ちゃん。