今日の朝一、副業先への出勤前にある友人からLINEのメッセージが届いた。その内容を要約すると次のようになる、『土日に働くくらいだから結局は仕事好き』。 せっかく、他人から好意的に言われていることをムキになって否定するのも大人なげないし、褒め言葉にも弱いので、今日はこの言葉に乗っかって文章を進めたい。
フリーターになって働き初めてからシステムエンジニアとして働いている今まで、考えたら半分くらいの年数は同時に複数の仕事をしていた気がする。
フリーターのころは三つくらいの仕事を抱えていたことは珍しくなかったし、システムエンジニアになってからある理由があって始めたバイトであるラーメン屋も結局、10年以上も続けた。
ある理由とはリーマンショック。自分の人生で一番お金に困っていた時期だった。
だが、その後に何回かの転職で給料も上がったので、贅沢しなければ週末まで働かなくても、それなりに暮らしていけるくらいの収入はあった。
現に自分の同僚や、同じ現場で一緒に働いていた同じ年令くらいのエンジニアが、副業をしていると聞いたことは今までに一度しかなかった。
その一度についてはいつか別途、書き綴るような気がしているので、今回はそのことに触れないでおく。
会社が一緒かどうかを問わず、仕事で知り合った人間には、自分が副業をしていたことを口外したことは稀だ。
理由を聞かれたら説明するのも面倒臭いし、そればかりか自分が所属している組織に自分の副業がバレてしまう可能性を考えると、危ない橋を軽々と渡りたくはないからだ。
基本、仕事場で知り合った人間はそうそう気安く信用しない、というか信用しないようにしている。お金と利害がぶつかり合う浅ましい環境の中ではどうしても、相手の人間性にまで目がいかないからだ。
どうしても、まずは敵対視してしまう自分が居る。
もし、このblogを読んでくれている読者の中で、仕事で知り合った友人がいたとしたら、マスヲから見たあなたはとてつもない魅力を持った人間です……(?)。
ほとんど前置きばかりになってしまった気がするが、本題に入ろう。自分は仕事が好きかを自答してみる。
やっぱり嫌いではないし、嫌いに成りきれない自分がどこかにいるのだろう。
頭と感性が悪いくせに好奇心だけは人一倍強いので、どうしても様々なことに直接自分の手で触れてみたくなる。
仕事での経験が自分へのインプット、自分からのアウトプットになると考えているし、それらをメリット捉えている。働くことのメリット、下記に書き綴るデメリットを常にどうしても秤にかけてしまい、すぐに馬鹿馬鹿しくなってしまうのだが。
仕事をするデメリットは多々有りすぎるが、それらを一言で纏めるキーワードを思いついた。そのキーワードとは、理不尽。
合理的でない仕事内容、無能な上司や経営者、労働対価にあっていない給料、つまらないだけでなくてお互いを傷つけあっているとしか思えない人間関係などなど。具体的に挙げればキリがないが。
今この文章を書いていて、案外そう思っているのは自分だけではない気もしてきたが、他の人はどうだろう?