淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ナイトポートレートの世界

 ここ二週間くらい、ポートレートを日が暮れてから撮ることが2回続いた。
 週末の日中は副業で撮影の仕事をしているために、なかなか時間を作るのは難しい。よって写真を撮る時間も夕方から夜の方が作りやすいからだ。

 これまでに自分がナイトポートレートを撮影した回数は3回。最初に撮影したのは今年の8月だった。
 ナイトポートレートを撮影しようとしたきっかけは自分が好きなプロカメラマンの一人が、ナイトポートレートをよく撮っているからだ。それらの作品はどれも、自分の目が留まるようなものばかりだ。

 実際、自分が最初にナイトポートレートを撮るために参加した撮影会での結果は大惨敗。
 日が沈んでも、薄明かりがさしていたころまではそれなりの写真は撮れたが、完全に暗くなってからは、少ない光を意識するどころか、ストロボを扱う技術さえもあまりにもレベルが低いことを痛感させられた。

 それでも自分は懲りなかった。いつかまた、ナイトポートレートを撮影する気だった。
 来たる日に備えて、それからは写真撮影する際には、より光のことを意識するようになった。
 また、日中でもストロボを使用するシンクロ撮影を選ぶ場面も増やした。
 最初のナイトポートレート撮影から2ヶ月が経った、先月末の土曜日の夜に再挑戦したのだ。ナイトポートレートの撮影に。

 自分が知り合ったカメラマンの中には、夜間にポートレートを撮ることを避けている人も多い。そのうちの数人から話を聞くと、思うように撮れないことを口にした。
 確かに陽が差している日中よりも、撮影が難しいことは自分自身も痛感している。

 日中よりも撮影するのが難しいナイトポートレート。それでも、日中の撮影にはないメリットもいくつかある。
 囲み撮影や順撮りの撮影会に参加した場合は、日中よりも参加者が少ないことが多いために、シャッターチャンスが多くなることが多い。日中と同じ参加費でも。
 当たり前のことだが、夜間にしか撮れない写真が撮れる。街の街灯、イルミネーションや通り過ぎていく車のヘッドライトすら玉ボケとして、ファインダー内に捉えることができる。
 また、夏であれば日中の強い陽射しと暑さを避けて撮影できる。逆に冬であれば、寒さを我慢しなければならないだろうが。
 真冬にナイトポートレート撮影を企画する撮影会はあるのだろうか、この文章を書いていて少し気になった。

 では2ヶ月ぶりに自分がどんなナイトポートレートを撮ったかを最後に掲示して、今日は筆を置くことにしよう。

f:id:mobemobe617:20191106005028j:plain
今日の写真のモデルはayanoさん。