本業での仕事先、現場になるオフィスに向かうために乗車している私鉄路線の終着駅は空港の駅。中部国際空港駅行きの電車に毎朝、乗っている。
普段はともかく、昨日のような雨の日の通勤は乗車率が高くなるので、仕事をする前から疲れてしまう。
歩きや二輪車で仕事先まで通っている人が乗車するし、普段から利用している乗客も荷物が増えるからだ。
自分だって傘だけは増えているはずなので、お互い様なのだが。 20代のころに従事していた仕事では、出張らしい出張をほとんど経験したことはなかった。
仕事で新幹線を利用したことは一度だけ。宅配便のドライバーをしていたころに、他のドライバーが出荷を忘れた荷物を広島まで手で持っていったことだけだった。
今の仕事、システムエンジニアになってからは一変したが。
エンジニアとして最初に所属した会社に在籍していた数年の間に北は八戸、南は長崎まで仕事で赴いたことがある。今から10年以上前のことだ。
当時、新幹線を中心にしてホームまで上がるのにスロープやエレベータが増えだしたころだった。バリアフリーという言葉が意識され始めたこともあって。
本来の利用のためではなく、ビジネスマンがキャリーバッグを運ぶのが、自分からは気になっていた。
自分と一緒にあちこちの現場へ通ったエンジニアたちも、キャリーバッグを利用していた人が多かった。
パソコンを持ち歩くことも理由だっただろう。彼らからは逆に、自分がキャリーバッグを利用しないことが違和感だったようたが。
自宅には未だにキュリーバックは無い。一応、新婚旅行も行ったことがあるので、トランクケースだけはあるものの。
余談だが、新婚旅行の時にトランクを持ち運んだ記憶がほとんど残っていないのは、何故なのだろう?
新幹線に乗ってもキャリーバッグを利用していた人はまだ少数だったあの頃。
今とは雲泥の差だし、そのころから自分が思っていたシステムに少しは近づきつつあるのだろう。
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旅客機に搭乗する時は荷物制限があり、制限を超す場合は利用者へそれなりに負担を求めているのが普通だ。
一方、新幹線や在来線の特急には、手荷物制限が無いのはおかしいと思っていた。
東海道新幹線を例にして話を進める。
グリーン車以外の場合、旅客車内には通路を隔てて二列と三列のシートが並んでいる。
だが、窓側に備えられている荷物棚は、両サイドともに同じ幅だと自分は思っている。
そのせいか、三列側に座ると自分の荷物をすんなりと荷物棚に置けないケースが増えてきた。
新幹線の乗客には大きさや重さなど、一定の荷物を制限させるべきだ。制限を超過する場合には、乗客から別途の負担を負わせればいい。
荷物が全くない日帰りビジネスマンと車内で置き場に困るほどの旅行者が同一料金なのを、疑問に考えていたのは自分だけなのだろうか。