今日はゆっくり過ごした。というか、流石に特別に何かをする気は起きなかった。
溜めに溜めた洗濯物を片付けた。整骨院での受診。格安の理容院でのカット。ヤマダ電機で蛍光灯、スーパーで食料品の購入。買った蛍光灯を取り付けた。
昼食を食べたあとはくつろいだ。リビングの電気カーペットの上で録画したTV番組を見ながら、ウダウダしていた。 午前中に自分がしたことで、上記に書かなかったことがひとつだけある。それは、昨日の後片付け。
スキーとスノーボードの道具一式を車から降ろして、車内を片付けた。
運転席と助手席はそれほどに汚れてなかったが、後ろのシートは散らかっていた。ほとんどは娘が食べ散らかした食べカスや、食べた後のゴミだった。
昨日の帰り道、娘は捨て台詞のように次のように口にした。ゴミを置きっぱなしにして散らかしていくから、後で掃除するように、と。
そんな女王様のようなことを言っても許されるのは、かなりの外見が備わった女性だけ。
他の女性であれば、そんなことを言っても従うのは父親くらいだろう。
大きなゴミを拾ってからシートを手で払うと、目が足置き場に止まった。茶封筒が落ちていたからだ。
封筒の表にマジックで書かれていた文字には記憶があった。書かれていた言葉は、『食事券』。
その封筒は昨日のビンゴゲームの景品だった。Ontake2240では一昨日からの三連休、16時からゲレンデのベースでビンゴ大会が催された。
参加条件は一日券を持っていること。一枚につき、一枚のビンゴカードを受け取ることができたので、娘と二人で参加した。
一等と二等は東京ディズニーリゾートと富士急ハイランドのパスポート付きチケット。
残念ながらそんな上位には入賞することはできなかったが、かろうじて自分が持っていたビンゴカードがビンゴを決めた。
自分に代わって娘が賞品を受け取りに行ったのが、茶色の封筒だった。
娘が気を使って自分に置いていったのかもしれない。
娘と自分にまた、ビンゴにまつわるエピソードがひとつ加わった。
娘が未就園児だったころ、ディズニーランドに行ったことがある。
結婚式の二次会でのビンゴゲームで、パスポートチケットが当たったことがきっかけで。
自分がこれまでにディズニーランドに赴いた回数は二回。一回目は中学校の修学旅行だった。
義母が用意してくれたアリスの衣装を着ていたのが、懐かしい。
娘は自分と一緒に園内を歩いたことを覚えているだろうか。