身内や友人から文字でやりとりする時のレスポンスが素っ気ないと、よく言われる。
自覚はあるのだが仕方がない。文字で誰かとやりとりするのが昔から得意ではないからだ。
実は自分の娘もそんな様子が伺えるが誰に似たのか。
仕事でメールを書くのも嫌いだが、読むのはもっと嫌い。
最近はSlackやTeamsなどのチャットで情報を共有することが多いのだけれど、それらでのやりとりもやっぱり苦手だ。
メールよりも要点だけを伝えられる場面が増えたメリットは確かにある。
だが、コミュニケーションが気安くとれるために必要以上の情報が共有されている気がして、それらに気が取られてなかなか他の仕事に集中できない。
あ、それは言い訳だったかも。自分は仕事に集中できるタイプではないから。
今夕、昔の同僚からスマホにショートメールが届いた。入浴と夕食を跨いで、今もまさにラリーの最中。ラリーがいつ終わるのかとゲンナリしている。
同僚が素敵な女性であるならば浮き浮きしながら相手の返信を待てるのだろうけれど、相手がオッサンではただただうっとうしいだけ。
同僚は自分なんかとやりとりをして楽しいのだろうか。
誰かに何かを聞いてもらいたいだけであれば、キャバクラがガールズバーなどの夜の店に出かけて、店のスタッフに話を聞いてもらえばいいのに。
彼の経歴を考えると自分よりは稼いでいるはずだから。その前にたしか、パートナーもいた気がする。
同僚だけでなく自分の友人や身内のほとんどはショートメールかLINEで連絡してくるが、あまり好ましく思っていない。
不器用なので、返信するたびにスマホで文字を選ぶのがイライラするからだ。
メジャーなSNSのアカウントはほぼ持っている自分。パソコンに対応しているSNSのDMで連絡してくれた方が助かるし、相手への返信も早くなるだろうに。
システムエンジニアあるあるかもしれないが、実はスマホやタブレットの知識をあまり持っていなかったり、操作が苦手だったりすることも珍しくない。
さらに言うと、アカウントを持っているSNSはLINEだけと言うエンジニアも少なくない。
システムエンジニアだから、IT一般の知識や経験が豊富というのは幻想だ。
なぜ、オッサンたちはLINEやショートメールを使って連絡してくるのだろう。
自分自身でちょっとしたことだったら電話してくれた方が早いのに。
そういえば、素敵だと思える女性と最後に電話をしたのはいつだったのだろう?
少なくとも数年はないように思うが、次にそんなことが起きるのはいつだろう? もう、一生無かったりして。