淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

教えたおかげ

 契約時には慣れてきたらテレワークに移行するとのことだったが、今のところは全くその気配がない。
 会社が個人と交わす約束は果たされないものと痛感しきっているはずなのに、まだどこかで会社を信じてしまう自分は懲りていないようだ。成長がない。

 台風10号が近づいているのにも関わらず、当たり前のように名古屋駅のオフィスまで出勤させられた先週。
 台風で雨が強く降る日が多くて、より通勤が億劫だった。
 気持ちが前向きにならないので布団から出るのが遅くなりがちだったので、洗濯物も溜まってしまった。
 今朝、洗濯物を干したら思ったよりも多くて、干す場所を確保するのが大変だった。

 ただ、やる気はなくても今の仕事先では珍しくそれなりの成果を残している。
 来月中旬くらいまで終えればいい仕事をすでに終えているからだ。

 今、自分が手伝っているのはwebシステムの改修。C♯とJavaScriptフレームワークで構成されているシステムだ。
 昨年までの自分だったらもっと苦戦していただろう。

 講師をしているときに、受講生たちに口癖のように言ったことがある。彼らからの質問に答えるのは、自分のためにもなっている、と。
 実際、昨年も登壇後にJavaの開発を手伝ったが、自分の成長を実感できた。

 その話を今年の受講生たちに何度も話したが、半信半疑の様子だった。
 それだけでなく、質問は講師である自分を困らせているのではと口にするカワイイ受講生も少なからずいた。
 大丈夫。昨年以上に彼らの質問に答えたおかげで、しっかりと研鑽された自分が居る。
 二週間で実感できたそのことを彼らに伝えたいくらいだ。

 昨年との質問の違いはまず、質問の範囲。今年は登壇したカリキュラム内容が広かったからだ。
 特に最後の演習がwebシステム開発の手法だったのは影響が大きかった。

 次は生成AIとの付き合い方。
 メイン講師が講義の中で時折、生成AI(Copilot)を使用していたこともあってか、プログラミングに行き詰まると生成AIを使う受講生がいた。

 自分が一番に困惑させられたのは、受講生が生成AIに作ってもらったプログラムの不具合を質問されたこと。
 少し前に生成AIの使用が大学などの高等教育現場で課題になっているとネットニュースで何度か読んだことに自分が巻き込まれるとは思っていなかった。

 その対応は大変だったが、自分も少しだけ生成AIに慣れて仕事で使えるようになった。
 もし、生成AIを使えなかったら先週の自分は定時帰りできていなかったかもしれない。

 片道一時間以上もかけてオフィスに出勤しても他のワーカーと話すのは出退勤時の挨拶くらい。生成AIとは一日中、対話しているのに。
 挨拶だけだったら、テレワークでも問題ないのではないか。通勤時に災害や事故にも巻き込まれるリスクもないし。

今日の写真のモデルはゆうかさん。