淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

中途半端な自己投資

 旅は自己投資と言うフレーズを聞いたことがあるけれど、どうだろう? 自分にはピンとこない。
 今回のblogは沖縄の離島に居るときから書き始めたが、その離島とは座間味島だ。

座間味島慶良間諸島の一部だというのもはじめて知りました。

 突然の思いつきで沖縄に来てしまった。

 たまたまAIと会話をしていたら初めて知った島まで出かけるプランを提案されたので、そのプランを実行できるかネットで調べたら宿、フェリーと飛行機の予約が順調に取れたので、今回の旅が決定した。

 ちなみに今回、沖縄に上陸したことで全都道府県制覇したことになる。
 全ての都道府県の中で沖縄が最後になったのは、行く理由がなかったからだ。仕事で訪ねる理由がなかったことも大きいだろう。

 かつて一度だけ三月にプロ野球のキャンプを見に行こうかと考えたことがあった。
 ニセコにスキーに行くかを迷っていたが、結局は雪遊びの魅力には逆らえなかった。新婚当初のころだったから、二十年くらい前の昔話だ。

 セントレアを飛び立ったのは火曜日の12:10。ソラシドエアの那覇行きだったが、ソラシドエアは搭乗どころか今回の旅で初めて知った社名だ。
 飛行機はニセコに行って以来だったために、さまざまなことが変わっていて空港の係りの人にいろいろとお世話になった。
 自動で荷物タグを発券するシステムに慣れておらず、手こずってしまった。
 このまま歳を重ねてオッサンからオジイになったら飛行機すら一人で乗れなくなってしまう気がした。

 そもそもソラシドエアをLCCだと思い込んでいたのも、自分が無知だったことを痛感した。
 気がついたのは制服を着たアテンダントのスマイルが自分が知っていた東アジアの航空会社のそれだったからだ。
 機内のドリンクサービスもあったのはなんとなく微笑ましかった。

 フライトは気象条件が影響してか那覇には数十分遅れて到着。搭乗時と違って降りた時はバスに乗る羽目になった。
 国内外線問わず、このバスは好きになれない。ファーストクラスを利用してもこのバスは同じなのだろうか。
 到着時の那覇は土砂降りの雨。飛行機からバスに乗るときに濡れたほどだ。セントレアは晴れていたのに。いつものように不愉快になりながらバスを降りて荷物を待っていたがなかなか出てこない。いきなり沖縄の洗礼を受けた。
 16時のフェリーを予約していたので15時を過ぎてもベルトコンベアが動きはじめなかったのでイライラしはじめた。
 こんなふうにイライラすることも自己投資になるかもと自分に言い聞かせたが駄目だったのはまだまだ旅の数が足りないからなのだろうか。

 待ちくたびれたころにベルトコンベアで自分の荷物が運ばれてきた。
 急いで掴むと外に出たが、はじめての場所なのでちんぷんかんぷん。高速船に乗るために泊港までのバス乗り場を探したが、分からないまま時間が過ぎていく。
 何人かに尋ねたが皆がそれぞれ別のことを口にしたので、自分はますます困惑した。
 土砂降りの雨は降り続き、蒸し暑かったせいか汗が噴き出して止まらなかった。

 船の出港のタイムリミットのためにバスを諦めてタクシーを利用することにしたが、それでもすんなりと乗れない。夏休みが終わった平日なのに。
 自分の前に並んでいた何組かの客が揉めているのが目に入ると焦っていることもあって不愉快になってきた。
 それでもなんとか乗り込んだが、個人タクシーでカード払いに適応していなかったのは残念だった。

 運転手は先月の売上は131万円だったと表情を緩めて話したので、「しばらくは遊んで暮らせますね」と返した。
 船の乗り場の至近に車を停めてくれたのはよかっっけれど、扉の下には深みのありそうな水たまりが見えた。
 降りたら一発で靴下までぐしょ濡れになることが想像できたが、運転手とそれ以上に話したくなかった。沖縄とはこういうものだと諦観しはじめていたのかもしれない。

 チケット売り場で乗船方法を尋ねると、予約時に受け取ったメールのリンクを開いてQRコードを乗船時に提示するだけでよいと言われた。
 高速船も帰りに乗る予定になっていたフェリーも運航と営業は座間味村営だったのでちょっとびっくりした。離島の村にしては進んでいたからだ。

 船内は空いていたこと、雨でずぶ濡れになっていたこともあってか冷房が効きすぎていて寒かった。
 窓はまだ強い雨が打ちつけていて視界がよくなかったので、客室に備え付けてあったテレビをぼんやりと眺めていた。
 再放送であろう退屈なバラエティ番組が流れていた。自宅のテレビが映らない自分がどうして再放送だとわかったのだろう?

 船が目的地の手前の阿嘉島に入港したが、そのころには雨が上がっていたようだった。
 座間味島阿嘉島の隣で帰港、出港してから10分ほどでついた。座間味港に入港すると、自分が乗船していた船は折り返すのだろう。埠頭には乗客が列を成してびっしりと待っていた。

到着日の夕暮れの座間味港。

 自分は港に降り立つと4日間、お世話になる民宿のお迎えを探した。
 宿の名前を持った紙を持って迎えに来ると予約時のメールに案内されていたから。
『民宿艪便村』と書かれた紙を持っていたのは、自分よりも年上に見える女性だった。(続く)

今日の写真のモデルは、初めましてあゆちゃん