自分がたまに夜遊びに出かけていた街でクラスターが見つかった。岐阜市の柳ヶ瀬で。
JR岐阜駅前の玉宮町や柳ヶ瀬にあるガールズバーやキャバクラで、今までに何度も遊んだことがある自分にとっては他人事ではなかった。
クラスターが発生した店の系列店のキャバクラには足を運んだことがあった。もう、数年前にはなるが。
岐阜駅周辺には魅力的なお店が多い。新型コロナの流行が落ち着いたらまた、遊びに行くこともあるだろう。
クラスターに関わった中に医師がいたという事実は、エッジが効き過ぎているようにも思える。 午前中、近くのスーパーまで食料品を買い出しに行った。普段はすぐに使う分だけを買うようにしている自分にとっては、結構な金額を支払った。
タマネギを㎏買いした。自炊していても、一人なので一個二個をバラで買うことが、このごろは習慣化していたのに。
袋入りのラ王をパックで買おうとしたら品切れだったので、マルちゃん正麺を買い物かごへ入れた。
スーパーからの帰り道、ある店が気になったので少しだけ遠回りした。その店とは昨年の春まで自分がアルバイトしていたラーメン屋。
自分によくしてくれた社員だけでなく、一緒に働いたメンバーもまだ何人か残っている。
車でその店の前を通ると、客席はカウンターしかないのに大繁盛。しっかり、待っている客までいた。
その光景を見て、薄ら寒くなった。
明日から、愛知県内の公立小中学校は再開する。自分の娘も小学校へ通学するだろう。
親が自分の子供だけを危険にさらすのは、他人である自分が口出しする権利はない。
だが、しかし……。
ラーメン屋が営業をしているのも理解はできる。働いている人の生活がかかっていることも少しは。
会社や国などが対価を支払わなければ、彼らが休むことは難しいだろう。
自分のようないい加減な父親でも、娘のことを心配せざるを得ない状況になってしまっている。
自分の娘が通っている小学校は、近辺でもマンモス校として有名なので、余計に気にかかる。
正直、昨日と今日は娘の顔を見るために、妻の実家を訪ねるか迷ったが辞めた。
自分が足を運んだがために、不幸なことが起きてしまうことを考えたからだ。
好感は持ってはいないが、年老いた妻の両親のことも気になったから。
陽射しは春らしかったが、風が強かった今日。
明日は晴れるのだろうか。どんな風が吹くのだろうか。