淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ストレス発散できるのか

 昨日、お昼休みにランチに向かう中、下りエレベーターに乗っていた。お昼休みが始まった直後だったため、エレベーターは混雑していた。
同乗者の中にマスヲが好きではないプロパーの男性社員も乗っていた。彼は先日、マスヲに横柄だと言った人物だ。
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 彼は混雑したエレベーターの中で同乗していた外注の女性エンジニアに今夜飲みに行かないかと誘いだした。
 彼女は彼に飲み会の趣旨を尋ねた。ストレス発散のため、と彼は答えた。さらにもう1人のプロパー社員も参加することを説明していた。その社員は彼よりはマスヲは好感を少し持っている。
 彼女はほぼ即答で飲みに行くことに同意した。金曜日だし、よくある光景かもしれないがマスヲの中ではいくつかのことが気になった。

 まず、誘った彼のことだ。マスヲから見ればいけ好かない奴だがどうやら結婚しているらしい。そんな既婚者がどういう趣旨で彼女を誘ったのかわからなかった。
 失礼を承知で書くがストライクゾーンの広いマスヲでも彼女にはバットを振らないだろう。投げた瞬間に確信を持ってボールだと見送るだろう。
 また、彼はマスヲだけではなく他の外注にも横柄に対応しているし、仕事に関しても自分の会社が請け負った仕事なのに他の社員や外注に面倒なことなどはほぼ丸投げしている。そんな仕事の進め方をしているのに、どうしたらストレスが溜まるのだろうか。

 誘われた彼女のことも気になった。金曜日当日に急に誘われると言うことは彼が彼女のことを軽く見ていると感じないのだろうか。
 実際に彼女は金曜日の夜だというのに予定が無い。恋人どころか仲の良い友人も少ないのだろうか。
 また、即答できたのは普段からあまり予定が無いのかもしれない。
 仮に予定が無いからといってプロパー社員と飲みに行って彼女にどんなメリットがあるのだろうか。ひょっとしたらもう1人のプロパー社員が彼女の好みなのだろうか。

 プロパー社員と外注では仕事上で利害が一致しないことの方が多いだろう。
 そんな立場の人間同士が同じ目線で愚痴を言い合うのは難しいはずだ。彼らが果たして一緒に飲んでストレス発散になるのだろうか。どんな話題を選んだら彼らの気が晴れるのだろうか。
 一緒に働いているメンバーのことを肴にお酒を飲むのが無難なところだと思う。
 ひょっとしてマスヲが共通の悪口対象となっているのかもしれないが、無関心でいられるよりはマシかもしれない。

意思の弱さ

 今日から9月だ。昨夜から明け方まで湿度も低く快適な一夜だった。エアコンを使うどころか窓を閉め切ってベッドに入っても快眠できた。
 朝の出勤時に最寄りの駅まで自転車に乗っていると爽やかな風を感じたし、空を見上げると天が高く秋を感じさせた。
夏の嫌いなマスヲにとっては8月が終わったことは喜ばしい。だが、8月中に出来なかったことがふたつある。

 ひとつはウイングヒルズ白鳥リゾートで夏スキーをすること。冬のためのトレーニングのために、月に1度は人工スノーマット「PIS*LAB」で滑走することを自分に課していた。
7月は3度もゲレンデに出かけたが、8月は1度も行けなかった。このことが今シーズンの滑りにどれくらい影響するのだろうか。

 もうひとつは別居している娘に会うことだ。このblogを書きはじめたころから、最低でも月に1度は会うようにしていた。
 言い訳だが、今の現場が残業三昧で疲れ果てていることや副業先での出勤も先月は多かったことで時間が作るのが難しかったこともある。
 だが、それだけではない。前回会った時の妻の態度がどうしても引っかかっていた。
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 実は今夜、妻の実家まで娘に会いに行った。8月中には1日間に合わなかったが、娘は会うといつものように喜んでくれた。
 彼女を見ていると自分の中の小さなわだかまりもどうでもよくなってきたし、もっと早く会えるための時間を作れたはずだとも思えてきた。
 駄目な父親でも顔を見せるだけで、いつまで喜んでくれるのだろうか。

 20時過ぎに向こうに着いたのだが、娘はまだ入浴もしていないこともあって21時前には帰ることにした。
 娘はまだ別れたくなさそうだったが、小学校2年生なので就寝時間を考えると、長居はしない方がいいと考えたのだ。例え週末だとしても2学期が始まったばかりなのだから。

 自分のためにも、娘のためにも決めていたことを先月は守れなかったマスヲ。
 そんなどうしようもない意思の弱い自分だが、嫌いにはなりきれない。

ガンダムガンダムと大の大人が恥ずかしい

 ここ1年くらいマスヲは仕事先では言葉が少ない。下手をしたら朝と帰りの挨拶くらいしか言葉を口にしない日も珍しくない。考えたら1人暮らしなので一日で二言しか話さない日もあるかもしれない。
 今の現場でも仕事以外の話はほとんど誰とも話さない。

 今の現場の右隣のエンジニアはマスヲと同じ年齢だ。彼は昔のマスヲなみに職場では口数が多い。
 その話題の中で特に気になったのが先日、ガンダムの話題を年下のエンジニアに語っていたことだ。
 彼が話していたのは通称、ファーストガンダムのことで富野喜幸監督が手掛けてテレビ放映されたアニメーション、『機動戦士ガンダム』のことだ。
 いい歳の大人がガンダムガンダムと唾でも飛ばしそうな勢いで話しているのを聞くとこっちが恥ずかしくなってくる。

 10年くらい前にある現場での飲み会があった。マスヲの会社が仕事を受注していた会社の課長がその席でガンダムの話題を熱く語っていた時も違和感があった。ちなみにその課長は当時40歳を過ぎたくらいの年齢に見えた。
 同じ会社の部下やマスヲと同じような外注のエンジニアはどう思って聞いていたのだろう?

 マスヲだって別にガンダムが嫌いではないし、他のアニメだって好きだ。昨年は『君の名は。』を劇場に見に行ったくらいなので、オタクと言われても仕方がないくらいだと思う。

 ガンダムが当時異色の作品でかつ、素晴らしい作品だったことは認めるし、そういった作品を多感な思春期や子供のころに見たら印象深く自分の中に残ってしまうのもわかる。
 だが、中年を過ぎたオッサンがある特定のアニメ作品を夢中になって話し続けている姿を見ると、どうしても引いてしまう。

 世の中にはもっと優れたエンターテイメントがいくつもあるはずだ。アニメ以外にも漫画、小説、ノンフィクション、ドラマ、映画にドキュメンタリー作品などジャンルを挙げるだけでも限がない。
 思い入れたっぷりにガンダムの話を他人にする人たちは他のエンターテイメントには興味がないのだろうか。
 少なくとも今の現場ではお昼休みに小説はおろか漫画ですら読んでいるエンジニアを見たことがない。
 ただ、マスヲだけが本を持ってランチに出かけているが、ひょっとしたらスマフォのリーダーアプリで青空文庫の作品を楽しんでいるのかもしれないが。

自炊するどころか食べるのも面倒臭い

 残業続きと週末土曜日の休みが隔週になってきたせいか、生活リズムが雑になってきた。普段の月であれば完全な休日というのが2日しかない計算になる。
 平日でも時間があれば炭酸泉に入浴するためにスーパー銭湯に通っていたのだが、最近はそれどころか家のシャワーで済ませる日も増えてきた。

 次に食事だ。朝食の味噌汁がこの時期は傷みやすいことを言い訳にして、ほぼ毎朝インスタント。そしてその他のおかずは卵と納豆だ。食後のヨーグルトは何とか続けている。

 問題は夕食だ。疲れて帰ってくるので食べたくない日が増えてきた。そんな日はもちろん料理もしたくないし、そのまま食べずに寝てしまいたいくらいなのだが、服薬しなければならないのでその前に何か食べ物を口にしなければならないのがものすごく億劫だ。

 昨夜、久しぶりに自炊するのが嫌になって外食することにした。あまり食欲もなかったが疲れているからこそ食べた方がいいと思ったし、薬も飲まなくてはいけないからだ。
 近くの台湾ラーメンが有名な店に出かけたが、台湾ラーメンだけをなんとか口にした。

 今まではマスヲが自炊していると言っていることを半信半疑に見ていた友人もいた。ある日、その友人にマスヲが仕事帰りに食材をスーパーの袋でぶら下げているのを見てびっくりしていたくらいだ。

 妻たちと別居する前も食事の準備はほとんどマスヲがしていた。もともとはそんなつもりではなかったが、彼女と暮らして人間には向き不向きがあることを何かにつけて痛感した。もちろん相対的での面もあるし、料理のようにマスヲが勝っている部分もあるし、それ以外の部分では彼女の方が勝っている部分も多数あったと思う。

 1人暮らしになってからも、最初こそ1人分の料理を作るコツを掴むのに手古摺ったが、わりと早くにそれに慣れた。自分の好きなものを自分の気分に合わせて作れるのも良かった。

 今の現場は9月くらいまでかと推測していたら、昨朝の会社からのメールで12月まで延長になったことが連絡されてきた。
 そのメールを見てからさらにまた気が重くなってきた。このままいくと夕食の外食の頻度が増えていきそうだ。財布の中身も気になるが、それ以上に自分の体調のことが心配になってきた。

アウトローな会社の英断

 今月の上旬からある固定電話から平日や週末を問わず、昼間に何回かの着信があった。複数回の着信があるのに、留守録もされていない。さすがに気になり、電話番号検索サイトで調べたが掛けてきた相手先はわからなかった。
 つい先日になんとかその番号からの着信に出ることができた。相手はある証券会社だった。昔は4大証券会社のひとつといわれたが、山一証券が消滅してしまった今となっては残る3つのいずれかだ。

 相手の要件はマイナンバーの提出だった。未提出の場合はマスヲの口座の継続が不可能になり、強制的に解約されるとのことだった。相手にマイナンバーカードの受取り拒否をしているので番号を知らないために提出できないと伝えた。
 独身時代はその証券会社である程度の金額を運用していたが、今では口座に1円も入金されていないので、こちらは全く困らない。相手はあっさり、こちらが拒否をしたので面喰っていたようだった。

 マスヲは最近よく友人たちにアウトロー扱いされるが、勤めている会社もアウトローだと言われたことがある。その理由は一昨年の年末に会社からのある申し渡しがあったことを友人に話したからだ。
 その申し渡しの内容というのは、会社が従業員のマイナンバーを集めないということだった。会社が検討した結果、従業員のマイナンバーの情報を確実に守れないというのが理由だった。マスヲはこの決断を英断だと考えているし、他の従業員も概ね好感を持って受け止めていた。
 マスヲが勤めている会社の業種としては情報通信業に当たるので、情報の扱いについては他の業種に比べると長けているはずだからそれなりの根拠があってのことだと思う。
 人からアウトローな会社だと後ろ指を指されても、この点に関しては胸を張って会社の決断を指示している。

 その後、副業先でもマイナンバーの提出を求められた。
 マスヲは店の責任者に自社にもマイナンバーを提出していないことと、提出しないことで労働者も会社側も不利益を得ないことを説明した。すると店の責任者は直接会社の役員に直接交渉してくれ、と言い出す始末。しかも、今すぐにここで電話しろと言い出した。
 マスヲは何のための責任者なのかと腹立たしかったが、仕方なく電話でその意思を会社側に伝えた。
 後日、副業先の専務と直接会って話し合い、マスヲのマイナンバーの未提出は了承された。ちなみに店で未提出が認められたのはマスヲだけ。他の店ではどうなのだろう?

 最後にマスヲが副業先と交渉するために参照したページを参考までに紹介しておく。
マイナンバー朗報!事業者も要らない・各省庁がお墨付き 最善の対策は何もしないこと - るいネット