淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

どうしたマックアース

 今日のblogの内容を考えていた当初は違うタイトルを考えていた。そのタイトルとは、どうしたチャオ御岳。
 だが、書く内容について調べたり思慮を深めたりする過程で今のタイトルにすることにした。

 昨日、今シーズン最後のスキーと思われるスキーを楽しんだが、帰りに立ち寄ったインフォーメーションで驚くような事実を知ったのだ。
 チャオ御岳がマックアースグループを抜けていることを。
 また、来シーズンはエコーバレースキー場と共通のシーズン券を販売することも併せて知ったのだ。

 昨日、帰宅したあとにインターネットで調べるとエコーバレースキー場もマックアースグループから外れることがわかった。詳細はエコバレースキー場をマックアースが譲渡したらしいのだが、譲渡先までは明らかにされていない。

 実は昨シーズン、ホームである野麦峠スキー場のリフトで一緒になったスキーヤーがマックアース信越のシーズン券を毎年購入していることを話してくれた。
 彼も自分と同じ愛知県の尾張地区在住だが、シーズン序盤はエコーバレーで、ハイシーズンになったら野麦峠スキー場を滑走する目的で、共通シーズン券を買い求めているとのことだった。彼は来シーズンからはどうするのだろう?

 斜陽であったスキー場の再生を掲げて、颯爽と現れたように見えた、株式会社マックアース。
 2年ほど前に、テレビ東京系列のドキュメンタリー番組であるカンブリア宮殿に社長の一ノ本達己が出演したのを鮮明に覚えている。
 テレビに出て恰好をつけている余裕があったのなら、両スキー場の再生にさらに尽力して欲しかった。

 確かにチャオ御岳の経営は素人の自分が考えても厳しいと考える。高速道路からのアクセスが悪い。御嶽山噴火による風評被害もあった。ハイシーズンはアクセス路に積雪が多いため、運転も大変だからだ。

 だが、逆にいくつかのメリットもある。御嶽山の北側斜面の標高1800メートル以上でゲレンデが構成されているために雪質が良い。
 自分は蔵王温泉や北海道のニセコでもスキーを楽しんだことがあるが、両スキー場と比べても雪質は引けを取らないと考えているほどだ。
 また、高速のアクセスが悪いことを逆手に取って泊まりでゲレンデを訪れる来客にアプローチするのはどうだろう。スキー場の近くには、自分が好きな濁河温泉があるのだから、温泉とセットでアピールできないのだろうか。
 ちなみに、自分は昔から温泉好き。幼少時代から同居していた祖父母にあちこちの温泉に連れて行ってもらったために、温泉についてはかなりうるさい。かけ流しでない温泉が世の中にあることを大人になるまで知らなかったほどだ。

 チャオ御岳は今シーズンの途中にホームページがリニューアルされた。また、そのホームページによるとゲレンデの名称まで改められたようだ。『チャオ御岳スノーリゾート』から『チャオ御岳マウントリゾート』に。
 名称変更からも、フォーシーズンに対応するリゾート地に脱皮することを意図しているようだが、果たして上手くいくのだろうか。
 これからもチャオ御岳とマックアースを注視していきたい。