淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

初メルカリ、初Kindle Paperwhite

 以前から欲しかった電子デバイスをやっと手に入れた。『Kindle Paperwhite』を。
 Amazonがセールをしており、価格がディスカウントされていることを知った。自分の購買意欲が刺激され、いよいよ我慢出来なくなったからだ。

 購入するならキャンペーン情報なしのモデルを選択することを決めていたが、他に迷ったことがある。漫画モデルにするかと、新品か中古のどちらにするのかの決断がなかなか出来なかった。

 Amazonのセール中でなければ、漫画モデルでなくても購入価格は15,000円超。セール中ならば新品でも10,000円以内で購入できるが、セールの期間は数日間。考えている時間はあまりなかった。
 自分にとって高額な電子デバイスを購入しても、使用するか使いこなせるかもわからないのに、10,000円以上の出費は正直辛い。

 中古の購入も併せて考えていた。ヤフーオークションとメルカリに出物がないかのチェックを続けていた。
 一度使ってみて自分が使いこなせるツール、生活にならなくてはならないものの一つになったのなら、そのタイミングで新品を買い直すのも悪くないと思ったからだ。

 購入意欲だけは高まっていたが、どのような方法でどのモデルを買うかまでの詳細を決めかねていた自分。
 そんな中、メルカリで自分の小遣いで手が出るような商品を見つけた。第5世代のWi-Fiモデルで4,000円超の価格で売りに出されていたものを。

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メルカリで購入した『Kindle Paperwhite
 ヤフーオークションは今までに何度も利用したことがあったし、トラブルにも巻き込まれたことはなかった。
 だが、メルカリは今まで利用したことがなかった。少し躊躇したが何事も経験だと思って、出品されていたものを購入した。

 メルカリを利用してみて、ヤフーオークションよりもメリットがあると思えた点がある。購入する場合に、カード払いの回数で2回払いを選択できることだ。
 2回までは金利や手数料が発生しないカードが多いし、自分が保持しているカードのほとんどは、規約上そうなっている。
 今回は数千円なので一回払いを選択したが、高額な商品を購入するときは2回払いを利用する場面も、今後あるかもしれない。

 メルカリで注文した商品が昨日届いた。第5世代の『Kindle Paperwhite』が。
 開封して電源を入れた。アマゾンの自分のアカウントとパスワードを入力してみたが、上手くいかない。ログオンできないのだ。
 何度入力してみても、以下のようなメッセージが出力されるだけだ。
kindleの登録中にエラーが発生しました。後でもう一度お試しください。』

 自分のアカウントがKindleで使えるかを検証するために、スマホを使用することにした。
Kindle for Android』をインストールして、自分のアマゾンのアカウントでログイン出来るかを検証してみた。すると問題なくログインできた。
 自分のアカウントとパスワードが原因でないことだけは、はっきりした。

 問題を解決するために、Google先生に質問しまくる、マスヲ。だが、聞き方が悪いのか、なかなか適切な回答をしてくれない先生。
 バイト先から帰ってきたのが14時過ぎだったが、気がつくと数時間が過ぎていた。
 根気も果てたので、昼寝をすることにした。自分はまったく根気がないのだ。
 目が覚めると日が暮れていたので、入浴して食事の準備をして夕食を食べた。

 多少はモチベーションが回復したので、再び先生に質問しながら、使用できない原因の探求を始めた。
 リフレッシュできていた成果か、何とかヒントを先生から引き出した。これまでに何度、質問したのかわからないが。

 以前の使用者がアカウントから端末、つまり自分が購入した『Kindle Paperwhite』を解除していない可能性があることに気がつくことができた。
 すぐにメルカリの取引メッセージを使用して出品者に問い合わせをした。

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アマゾンのアカウント管理画面の中で、デバイスの登録と解除を行える。
 自分が今できることはここまでだと思い、週末の夜をくつろいで過ごした。
 ベッドに入って眠ろうとしたときだった。スマホのアイコンが光っているのに気がついた。
 出品者からの返答が届いたからだ。
 文面を見ると自分の仮設があっており、出品者からお詫びの一言も添えられていた。
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メルカリでの取引メッセージ機能を使用した、出品者とのやり取りの一部。
 ベッドから飛び出して、再びログインできるか試してみた。結果は、まだNG。問題のひとつは解決したが、まだ他の原因があるようだ。
 何かゴールに近づいているような感覚を憶えたせいか、目が覚めてきた。
 パソコンの電源を入れて、再びGoogle先生に教えを請うことにした。
 夜遅くでも出来の悪い生徒を見捨てない先生は、解決の方法を教授してくれた。Kindleのソフトウェアアップデートを手動適用する方法を。手順の概略は以下だ。

 Amazonのホームページから適切なアップデートファイルをパソコンでダウンロードする。
 ダウンロードしたパソコンに『Kindle Paperwhite』をUSBで接続して、外部デバイスとして認識させる。
 認識できたら、ダウンロードしたファイルを『Kindle Paperwhite』へコピーする。
 コピーが完了したら『Kindle Paperwhite』を起動し、設定画面から『Kindleをアップデート』を選択し、アップデートが完了するのを待つだけだ。

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201/10/06現在、第5世代の最新のアップデートファイルは、update_kindle_5.6.1.1.bin
 アップデート完了後、自分のアカウントとパスワードを入力すると無事ログオン出来たが、その瞬間疲れを感じた。
 時計を見ると日付が変わり、今日になっていた。
 試しにいくつかの青空文庫の作品を読んでみたが、購入した端末の動作に問題がないことは確認できた。

 再びベッドに入った後、あることを考えていた。『Kindle Paperwhite』の新品を何故購入しなかったのかを。
 メルカリで中古を購入し、使える状態までした自分の手間賃を考えると費用対効果があったとは、思えなかったからだ。
 自分の職種はシステムエンジニア。例えレベルが高くなくても。
 他の職種の人よりは、電子デバイスやパソコンのことなどに、多少は精通しているはずだという自負も少しはある。少しはあったが、今は……。

 この経験が自分の今後に意味があるかはわからない。
 だが、自分が質問すれば何かしらの返答をしてくれる先生に助けられながら、考えて解決できたことをblogに書き記しておけば、誰かの役に立つかもしれない。
 それこそ他の生徒がGoogle先生に質問したときに、この記事が紹介されることもあるかもしれない。
 その生徒が拙い自分の文章を理解できるかという、別の問題はあるかもしれないが。