淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

煙草の秋?

 ここ最近は本格的な秋を感じる毎日。秋雨前線のかげんで、毎日が気持ち良い晴天ではないが。
 ただ、雨のおかげで少しずつ気温が下がり、秋がより深まっている。
 自分にとって秋は、大好きな冬の訪れを感じられるプロローグにもなっていることもあり、春よりも好きだ。

 秋には様々な枕詞がつけられる。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋などなど。人それぞれの好みによって、秋の楽しみ方は違うだろう。
 今年は秋の気配を感じると、毎朝飲んでいるコーヒーを変えた。昨年はどうだったか覚えていないけれど。

 嗜好品のひとつである、お酒。お酒の中でもワインのボジョレーヌーボーを秋に楽しむ人も多いだろう。
 ワインは嫌いではないが、毎年積極的に解禁日に飲んでいるわけではない自分。おそらく今年もボジョレーを解禁日に飲むようなことはないだろう。

 他の嗜好品は季節によっての違いを感じられるのだろうか。特に自分が気になっているのは煙草。自分は喫煙しないので、余計に興味がある。秋には煙草もより味わい深くなるのだろうか。
 喫煙場所が屋外に設けてあることも多い昨今。真冬の朝の寒いとき、真夏の日中の猛暑時でも、煙草を吸っているのを見かけるからだ。
 自分からしたら、苦行のようにも思えるのだが。
 まわりに反対される恋愛のように、そのような時の方がより嗜みたくなるのだろうか。自分にはさっぱり見当も付かないが。

 季節によって嗜む銘柄を変える喫煙者は、どれくらいいるのだろうか。また、季節によって味わいは深まったりするのだろうか。
 せっかく、高額な税金まで納めて吸わなければならないので、それくらいの微妙な変化が愉しめても罰は当たらない気はするが。
 税金があまりにも高額になったため、1箱が20本から19本入りになった銘柄もあるほどなのだから。皮肉にもそのきっかけとなった増税は、今年の10月1日からだった。

 美味しいと思う時があれば、不味く感じることもあるはずだ。それが季節によっても影響するのであれば、喫煙者があることを始める時に利用できると考える。そのあることとは、禁煙だ。
 自分は喫煙者ではないので、禁煙の難しさはわからない。また、喫煙者がよく口にする煙草を辞めたいという言葉を、真に受けていいのかも。
 だが、本当に辞めたいのであれば、美味しく感じない時に煙草からの距離を置いた方が楽な気がする。

 ちなみに自分の父方の身内の男性は、ほぼ全員喫煙者。自分意外は故人も含めて全員。亡くなった、祖父と父。そして父の実弟である叔父と、自分の弟も。
 そんな中で、突然変異のように自分だけが非喫煙者だ。身内の中でも変わり者なのだろう。