淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

現場の会社の人気がないのかエンジニアが足りないのか

 昨日、上司から今の現場から延長依頼がきているとメールで連絡があった。しかも、最低でも来年の3月まで、と。
 会社及び上司としては、そのまま自分に延長して欲しいようだ。
 自分の率直な感情は、驚きだった。先日、電力会社から仕事を受けている委託先の会社のリーダーと、強い調子で言い争ったばかりだったから。
 それだけではない。自分が原因で現場会社のプロパー社員の生産性を下げているとまで、言われたからだ。
 当然、延長は無いだろうと自分は肩の力を抜いて考えていた。

 今の現場は地元の大手電力会社。今の会社に入社した最初の現場も同じ電力会社だった。嫌な思いを散々したが入社したばかりだったので、我慢した。
 だが、やはりそれなりに過酷だったと思う。自分と同日に入社した同僚が辞めることになった遠因の現場だったからだ。

 話は変わるが、地方毎に存在する大手電力会社が上場していることを知ったときに、衝撃を受けた。
 資本主義、自由経済を標榜している国なのに、大手電力会社には長い間、競合相手が存在していないのに、株式を発行して資金を集めるばかりか、証券市場でその株が売買されるなんて、おかしなことだと思う。
 働く前から、懐疑的に見ていた会社だったのだ。

 自分はその経験から、家で契約している電力会社を変えた。大手から新電力会社に。おかげで、電気料金が少し下がった。
 また、自分が契約している会社はクリーンエネルギーでの発電を標榜しているので、環境悪化への加担も少ないはずだと自負している。

 明夕、ある人間と会うことになっている。自社と電力会社から仕事を請け負っている会社との間で、口利きしている会社の営業担当者に。
 電力会社から見れば、自分が勤めている会社は最低でも3次請け。
 ちなみに、営業担当者は女性。残念ながら自分よりも年上で、外見も好みのタイプではない。

 彼女とは契約延長のことについて、話をすることになっているが、どんな話になるのだろう? 彼女は自分に何を話したいのだろうか。やはり、自分に対して強く延長を望んでいるのだろうか。
 自分の代わりを探しても、すぐに見つかり難い状況なのだろう。

 ひとつは、システムエンジニアの不足。今の国会で外国人労働者の扱いを今後どうするかを議論するほど、国内全般で人手不足のようだ。
 自分たちの業界も中国、韓国やベトナム出身のエンジニアに頼っているほどだ。
 自分も中国人のエンジニアと何回か一緒に仕事をしたことがある。

 さらに、現場の会社の人気だ。自分と仲の良いシステムエンジニアからは、人気がない会社のひとつ。
 今の現場で働き始める時の他の候補が、世界で1位を争うような自動車メーカーの関連だった。
 そのことをあるエンジニア仲間に話すと、究極の選択ですね、と言われたほどだ。

 自分のような輩を排除しないのは人手不足なのか、現場先の会社の不人気なのか、それとも両方なのだろうか。
 ひょっとして自分が想像もつかないような、他の理由があったりして……。