淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

初めての鈴鹿サーキット

 47年生きてきて、まだ経験していないものや見ていないものがたくさんあることは、ある意味でラッキーだと思う。初めての経験というのは、何かとテンションが上がることが自分は多いからだ。
 写真を撮りはじめてから数ヶ月ながら、様々な被写体にチャレンジしてきたが、まだまだファインダーに収めていないものばかりだ。レンズを向けたいものはまだまだたくさんある。

 昨日、新たな被写体に挑戦した。それはレースクイーン。女性好きだけでなく、モデルのポートレート撮影が楽しくて仕方がない自分が興味を持つのは普通の流れだっただろう。
 レースクイーンという響きだけで憧れる男性は正直、世間でも多いのではないだろうか。

 というわけで昨日、自分の車を西に走らせた。東名阪を走って鈴鹿サーキットまで。自宅からは高速を走っても1時間では到着しない。
 そのせいか、今まで鈴鹿サーキットに足を運んだことはなかった。それほどモータースポーツに興味がある訳でもないし、サーキット内にはいくつかのアトラクションがあるものの、三重県内には他にいくつものテーマパークがあることも影響しているだろう。
 愛知県から県境をまたぐとすぐの所にある、ナガシマスパーランドには子供のころから何度も訪れているし、マイナーな存在である伊勢志摩のパルケエスパーニャですら、訪れたことがあったのに。

 今週末、鈴鹿サーキットで開催されているレースイベントは、『SUZUKA Race of Asia』。モートピア入園料のみで観戦できた。パドックチケットとグリッドウォークチケットはそれぞれ500円したが、迷わずに購入した。
www.suzukacircuit.jp
 ただ、肝心なレースクイーンを撮影できるかが気になったので一昨日、鈴鹿サーキットに直接電話をしたのだ。すると、電話ではあやふやな返答だった。連れてくるチームもいるかもしれない、というような弱めのニュアンスだったと記憶している。

 10時過ぎに鈴鹿サーキットの駐車場に着いた。入口のゲートをくぐりサーキットに向かうと、エキゾーストノートが響いてきた。それほど車やモータースポーツに興味がないのに、自分のテンションが高まってきたのは不思議だった。最終コーナーのスタンドから眺めているだけで、すぐに車に引き返した。三脚を取りに行きたくなったからだ。

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最終コーナーから車まで取りにいった三脚を使用して撮影。
 昨日の目的はレースクイーンを撮ることだったのだが、せっかくだからサーキットを走っているレーシングカーも撮影したくなってきたのだ。ある意味単純で、自分の好奇心や興味に正直になれるようになってきた、自分のことが最近は好きだ。

 サーキットから駐車場までの往復だけでも結構な距離があったが、サーキットコースは広いことをつくづく痛感させられた。一日で歩いた距離は、約15,000歩。三脚、カメラとレンズを持って梅雨の晴れ間の暑い中で歩き回ったので、汗だくになった。

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逆バンクからのショット。暑くなければ、ここからの眺めは興味深かった。
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F3のスタート前のショット。ホームストレートをスタンドより撮影。
 それにも関わらず、目的の被写体を納得いく絵で撮ることは結局できなかった。グリッドウォークまで、参加したのにも関わらず。
 まだまだ、写真を撮ることについては足りないものが多いことを痛感させられたし、それだけでも新しい被写体に挑戦した意味があったと思う。
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グリッドからフォーメーションラップに飛び出す、レーシングカー。
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何とか撮影できた、2人のレースクイーン。もっと綺麗に素敵な構図で撮ってあげたかった。