淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

基本は全て教わったはず

 昨日の午前中、オリンパスのデジタルカレッジ『基礎講座 StepⅢ』を受講した。これで基礎講座の受講はコンプリート。
fotopus.com
 参加者は自分を入れて6名。男女比は半々、おそらく年齢は自分が下から2番目だった。
 先月受講した『基礎講座 StepⅡ』の時は、自分以外が全員女性だったのとは偉い違いだ。
 講師はオリンパスのフォトチューダーを務め、写真家でもある田中圭祐。最近、HPを作成したばかりらしい。
www.osaka-studio220.com
 StepⅢだけあって今までの講座の中で、一番頭を使った。それまでの講座は自分の知らなかった知識を一方的に教えてもらうことばかりだったからだ。
 だが、昨日の講座は違った。一番のテーマは露出。絞り、シャッター速度とISO感度の関連について丁寧に解説してくれたばかりか、受講生に考えさせられる場面が多々あった。

 構図やレンズについての解説も興味深かった。これからは、写真だけでなくTVや動画なども広角のレンズか望遠のレンズかで撮られたのかを意識するとよいことを助言された。
 確かに今まで気に入った写真、ドラマや映画などのシーンもそのように見たことはなかった。プロのカメラマンとは常にそのような見方で物事を見ているのだろうか。

 構図も講座内容のテーマであったが、あまり定石とされる基本構図に囚われない方がいいと、田中さんは説明してくれた。
 そのこともあって、ライブビューやファインダーに通常は罫線表示をしない方がいいと助言もされた。

 人に何かを教わる時に、頭に送られる空気が足りないと感じるくらい、自分の頭の回転のスピードに限界を感じたのは久し振りのような気がするし、それがプライベートで起こったことも稀だろう。
 講座の始まりと終わりに講師の田中圭祐さんは2度口にした。今日の講座の内容を全て理解することができれば、カメラを扱う知識はプロカメラマンのレベルだと。
 それくらいボリュームがあり、全てを完全に理解するのは大変なのだろう。早速、今日から撮影や写真データを見ながら、復習するつもりだ。

 今日の夕方、次の仕事の話を聞くために街中まで出かけたその帰り道、本屋に立ち寄った。一昨年度のフォトマスター検定の過去問題集を買うために。
 できれば今年度の受験で、3級を取得したい。
 以前、あるプロジェクトで知り合ったエンジニアが2級を取得していることを口にしていたのを何となく覚えていた。
 まさか自分が、フォトマスター検定を受験しようと思い立つなんて、その時には全く想像できなかっただろう。

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オリンパスのデジタルカレッジではお馴染みのアヒルの置物。絞りと被写体深度の理解のためのテストショット。