淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

自分たちには甘く、他人には厳しく

 今日は6月25日。勤務していた会社が退職金の明細書を発送すると約束していた17日から1週間以上が過ぎたが、未だに届いていないが、驚いている訳でもない。
 やっぱりという感慨と、そんな会社だから去ることを決めた自分の英断が正しかったことを証明しているだけだ。

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会社からの退職金についての報告メール。明細の発送は17日と書かれているが……。
 さすがに、明日あたりには会社に牽制の意味を込めて、こちらから連絡するつもりだ。明細だけでなく、退職金の振込日すら約束を守らない可能性も想定内だ。
 勤務していたころですら、給料の遅配が何度もあったからだ。
 ちなみにその会社の社長は、団塊世代

 世代論で物事を論じる風潮は昔からあったが、そういう見方は好きになれなかった。
 特に気になったのは、自分たちより下の世代がゆとり世代のことを攻撃しているのに、違和感しか覚えなかった。特に医療法人に勤めていた時には自分の上司、院長の末娘の口癖が気になって仕方がなかった。その口癖は、ゆとりだから。
 東京女子医科大学を中途退学した当人にそんな資格があるのかはわからないが、それなりの立場にある人は自分には甘く、他人には甘くなってしまうものなのだろう。
 自分の上司だった彼女は20代。学校に通っていただけなので、さほど社会経験があるとも思えなかったが、法人の理事に名を連ねていた。

 実弟も昔からそういう見方が好きで、よく団塊世代のことを批判していた。
 団塊世代、ド真ん中の母は弟がそんな話を始めると、辟易するような表情を浮かべていた。

 できるだけ自分は様々な世代から男女の区別なく、話を聞くようにしている。仕事で聞けなければ、プライベートの時間をも使って。
 そのせいか、最近は自分も世代論で物事を見ることが増えてきたし、弟のように団塊世代の言動に眉をひそめることが多くなっている。

 彼らから一様に感じるのは、根拠や実績のない自負だ。失礼な言い方かもしれないが、自分には彼らの残したものにあまり価値を見いだせないからだ。
 今のような状況に国内外をしてしまったのは、彼らの影響は決して少なくないからだ。世代を構成する人数が多いので、有権者、購買層、勤務先などの組織員としても無視できなかった数だからだ。

 団塊世代の各々が、勤めていた会社でそれなりのポジションまで上りつめたり、それなりの金銭を得て優雅なシニアライフを漫喫していることに自信を持っているのかもしれないが、もっと他の世代のことを見て欲しい。
 どうも最近の彼らを見ていると、自分には甘くて他人には厳しい気がしてならない。

 その象徴が今の国民の代表である、与党幹部や内閣及び行政の最高責任者だろう。
 皆一様に、先の世代のことなんて考えていないし、それどころか、自分には甘くて他人には厳しい。

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日中、撮影した噴水。少しでも涼が伝われば……。