某月某日…。辻仁成の真似をして一度はそんな書き出して書いてみたかった。
某月某日ではなく、二月十一日の建国記念日の日は副業も本業もお休みだった。
前日の月曜日は本業の現場に出勤したので、飛び石三連休。
現場に出勤したら、有休休暇を取得して四連休にしていたエンジニアが目立った。プロパー、パートナー会社の所属を問わず。
それでも、翌日に楽しみが控えていたこともあって、腐ることもなく、最低限の仕事をこなすことができた。
建国記念日の一日は雪遊びを漫喫した。ホームゲレンデである、野麦峠スキー場で。
ウインタースポーツのハイシーズンに差し掛かっているが、ゲレンデに行ったのは約1か月ぶり。
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暖冬でゲレンデに雪が少ない状態が続いていることよりも、もっと他の理由があった。財布の中身が寂しいこともあるが、一番は体力。
土曜日、早朝から夜まで身体を使って働いていると、日曜日に出かけることが、億劫に感じることが多くなっている。
日曜日にスキーとスノーボードを楽しむつもりで土曜の夜に車へ荷物を詰め込んでも、結局は車を出庫しなかったこともあった。
加齢による体力の衰えを感じずにはいられない。減少した体力を気力でカバーできなくなってきたのも、歳のせいだろう。
だが、今回は違った。以前の職場で知りあった友人からの誘いがあったことが大きいだろう。
その友人はスノーボードのインストラクターの資格を持っていて、実際にお金を受け取って人に教えていた経験もある。
それほどの腕前なのに、一緒にスノーボードを滑っても押し付けがましいことは口にしないし、最低限の助言だけをしてくれる。 友人の心がけのおかげか、当日は天気と雪質の両方に恵まれた。
風もなく穏やか。青空は広がっていたが雪が緩むことはなかった。
また、前日からの降雪で新雪も味わうことができた。スキーではなく、スノーボードで新雪を楽しむことができたのは、初めてだったのではないか。新雪滑走のコツを友人が助言してくれたこともあって。
リフトの本数をこなしたが、のんびりもできた気がするのは、同行してくれた友人の人柄のおかげだろうか。
四連休を取得することはできなかったが日曜日のポートレート撮影に続いて、いい気分転換になった。