昨夜は特にしなければならないこと、したいことが思い浮かばなかったのでさっさと寝た。20時過ぎにはベッドに入っていた。
朝、目が覚めると一変してやる気がみなぎった状態になることもなかったので、ベッドの中でウダウダしていた。
洗濯物だけは干したかったので9時過ぎにはなんとか寝室を出たが、13時間以上も寝室に閉じこもっていたことになる。
洗濯機から洗濯物を取り出してカゴに入れ、階段を上がるだけで気怠かった。
それなりに洗濯物を溜め込んでいたので重いのも仕方はないが。
秋らしい空が広がっているかと思いきや、そうではなかった。太陽が薄雲に隠れていたので。
ベランダから外を見ると、表通りのアスファルトはまだところどころ濡れていた。
リビングを片付けて電気カーペットを敷いた。その上に寝そべりたくなったが、カメラを持って出かけることにした。自転車に跨がって。
ペダルを漕ぐと暑くなるかと思ったが、長袖を選んでよかった。
昨日、降っていた冷たい雨の冷気が残っている中を自転車で走った。
冬を感じるほどではなかったが、夏がまた遠くなったのを感じた。真夏に買ったアイスクリームが、まだ自宅の冷凍庫には残っている。冬が来るまでに、食べきることはできるだろうか。
スナップ写真を撮るために出かけたが出発したときの自分のテンションは低め。それでも、ある光景を見ると変わった。道端にコスモスが咲いていたのを目にして。
少し時期は遅い気もしたが、いつの間にか構図とアングルを考えていた自分がいた。
ポートレートを取り始めて二年目。普段は女性を主な被写体としてシャッターを切ることが多いが写真を撮ること自体が好きなことに気が付きつつある。
今のところは興味が湧かない被写体もある。球技などのスポーツやお祭りなどなど。
だが、一度レンズを向ければ気持ちが変わり、関心を持てるものもあるかもしれない。
ちなみに、食べることと料理をすることには興味はあるが、テーブルフォトには少しも熱くなれなかったのは何故だろう?
せっかくカメラを持っているのだから、様々な被写体にもチャンスがあれば挑戦した方がいいとわかってはいるものの、どうしても最初の一歩が重い。