淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

テレワークが恋しい

 出勤のために車に乗り込むとフロントガラスに露が降りていた。車内はひんやりとしていたので、迷わずに暖房をつけた。
 月曜日の割に道路は空いていたのではないか。順調に走れたのはよかったが、途中で眠くなってしまった。
 オフィスに入ると隣に座っている草食系の彼と何気ない会話をした。彼の通勤路は車が多かったとのこと。

 今の現場で働き始めて明日で十日。前の現場ではテレワークになっていたので、半年ぶりにオフィスワークをしてみてはっきりと感じる。かなりの無駄があるし、誰もが損をしているのではないかと。
 客にとっては自分が作業するだけでなく、車の駐車スペースも必要になる。三河の山間の田舎とはいえ、土地はただではないはず。
 自分が出勤すれば水道代や電気代も増えているだろう。

 今のところ、自分が手伝っているプロジェクトは順調だとは言い難い。
 プロパー社員のリーダーが自分たちへの指示を出しているのだが、残念ながら曖昧なものばかり。
 リーダーが効率的に仕事をこなしていないので、こちらの待ち時間はどうしても増える。

 自宅で作業していれば、その間に自分はリフレッシュできるので、具体的な指示を受けた時に集中力は高まり易いだろう。
 自分の経験上、通勤の疲れがないので生産性が高くなるのはもちろんのこと、通勤途中での病気への感染リスクや事故に遭うことも回避できるはずだ。

 客先にオンラインで作業するための環境が整っていないとは思えない。
 初日にzoomで総務の女性から服務規程の説明などのオリエンテーションを受けたくらいだから。

 自分たちが作業していると、中国のコンサル会社とオンラインで打ち合わせをしている様子も漏れ聞こえてくる。
 ある女性のたどたどしい日本語が気になっている。その声を聞く毎に妄想は広がってしまった。
 自分は彼女のことを少しは知っているが、彼女は自分のことを少しも知らないはずだ。

 先週末までオフィス内は冷房がかかっていたが、今朝の室内は寒かった。換気をしていることもあって。
 空調は集中管理なようで、なかなか暖房に切り替わらなかった。午前中は皆が寒いと口にしていた。
 互いに自宅で仕事をしていれば、そんな馬鹿馬鹿しい目にもあわずに済んだはず。
 気になる彼女の声を聞く楽しみは失われてしまうかもしれないが。

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今日の写真のモデルは、初めましての𝐰 𝐚 𝐤 𝐚さん。