淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

オフラインにこだわる理由

 いつもより5分早く家を出た効果があったのだろうか。五十日なのに今朝は順調に職場まで車を進めることができた。イラつく場面もなく、急加速も急ハンドルもなかったように思う。
 職場近くではかなりの余裕があったので、普段は気にならないものまで目に入った。
 ヘルメットをかぶって自転車に乗って通学している学生だ。男子中学生のグループや化粧気のない女子高生を見かけた。

 彼らを見ていてふと思った。今日、学校に行きたかったのだろうかと。
 自分の娘に聞くといつも学校は楽しいと言う。自分に心配をかけまいと多少は忖度しているのかもしれないが、本当のところはどうなのだろう?

 自分は小中高の12年で学校に通いたくない時期がままあった。
 大まかに分類すると小学生の一年と二年、中学生の一年、高校の一年と三年だ。特に高校三年時は強く印象に残っていて、二学期の後半から三学期は仮病でかなり休んだ。なんとか卒業できてよかった。

 このblogを書きはじめたころ、ある友人から遊び人扱いされていたマスヲ。
 その友人は真面目を絵に描いたような人間なので、そのように自分を茶化す資格はあるだろう。
 その当時、ちょくちょく遊びに行っていたガールズバーがある。
 当時、その店の女の子の何人かが通信課程の高校に通っていた。
 その高校を選んだ理由までは聞かなかったが、彼女たちにはそれなりの理由があったのだろう。

 自分が二十歳前後のころまでは、高校にそんな選択肢はなかったような気がする。
 よく知っている友人の弟は高校を中退した後、定時制の高校を卒業し、今は自分なんかよりもきちんとした大人になっていることからも、学びの選択肢は多いことに越したことはないとつくづく思う。

 そんな視点からも、オフラインかオンラインで学ぶかを生徒が選べるくらいの自由はあってもいいのではないか。
 先生との相性やイジメにあった時、保健室に逃げ込んだり、引きこもりになってしまう前にオフラインで勉強できるようになれば、心に傷を負った生徒を少しくらいは楽な気持ちにできるかもしれない。

 世界的、時代的にもオフラインからオンラインへの流れは必須なはず。
 そんな流れを自分たち大人が遮ったら、未来ある彼らに悪影響しかないのではないだろうか。

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今日の写真のモデルはゆうなさん。