昨日、帰宅して晩酌をしていると身に覚えがない電話番号からスマホに着信があった。
叩けばホコリだらけの生き方をしているので、怪しいと思っている電話番号からの電話は取らない自分。
ネットでその番号を調べると、お世話になっているスキーのチューンナップショップだとわかったので折り返した。
相手は自分だとわかると、冗談混じりに次のようなことを口にした。ゲレンデにはまだまだ降雪が足りないので、初滑りを延期したらどうかと。ヤレヤレ。
確かに自分が滑りに行こうと考えていたゲレンデ、野麦峠スキー場は一部のコースしか滑れそうにない。
それでも、チューンナップに出しているスキー板とスノーボードを明日の夜に受け取って、明後日の日曜日に初滑りに行くつもりだった。
オーナー曰く、チューンナップに使うマシンの調子がおかしいので時間が欲しいとのことだった。ある意味では想定内。
ショップオーナーは職人気質。客のことよりも自分の仕事内容のことに重きを置いているのは、昔からの付合いだからわかっていること。
それでも、彼にお願いしたのだから文句がある訳ではない。
そういうこともあろうかと、他に滑ることができる代わりのスキー板を手元に残しておいた。
だが、今回のことを理由に次の日曜日に予定していた初滑りを延期するのも、悪くないと思えてきた。
正直、今の自分は疲れている。疲れすぎている。明日の仕事後にはもっと疲れが溜まっているだろう。
そんな状態で無理に雪遊びをしたら、怪我をしてしまう可能性だってある。
疲れが蓄積されれば免疫力も落ちるもの。
今までラッキーにも流行病を発症せずに来たが、抵抗力が落ちれば体調を落とすようなことになるかもしれない。
命を落とすようなことにでもなったら、洒落にもならない。体調が急変しても、独り暮らしなので誰も救急車を呼んでくれないし。
新型コロナウイルス陽性者の実効再生産数は1を下回らない日々がずっと続いている。国内も自分が住んでいる愛知県内も。
日毎の陽性者の報告数にゆさぶられている簡単な自分だが、実効再生産数が1を下回らないかぎりは陽性者数が減っていくことはないはずだ。
コロナ第三楽章はいつになったら終幕するのだろう。
自分は責任がある大臣ではないので、言葉に表してもよいだろう。神様しか知らないことだと。