保育園からの友人の1人から、アウトローと言われたことがある自分。今までの人生を考えると、メインストリーターとは言い難いかもしれない。
若い時から女性にチヤホヤされることはなかったので、クリスマスに素敵な思い出はないが印象に残っている記憶ならいくつかはある。
二十歳の時にシャンパンを飲み過ぎて醜態をさらしてしまったこと。20代後半のころ、中学からの友人に電話で泣きながら愚痴られたことなどなど。
後者のエピソードはあまりにも馬鹿らしい愚痴(自分はのろけとしか思えなかった)だったので、小説のネタにしたほどだ。
今年のある日、オンラインで呑んでいる時にそんな電話をしてきた当時のことを本人に尋ねると、全く記憶にないと言われてしまった。
いつの世でも、忌まわしい記憶を覚えているのは被害者のみ。加害者は過去の過ちをなかったことにしてしまうのは何故なのだろう?
昨日のイブも、今日のクリスマスも小雨が降った。
雪が降ってホワイトクリスマスになっていたら、自分は何を思って何を感じて、何を考えたのだろう?
24日、25日ともに平日だったので、普段通りにオフィスへ出勤していつものように仕事をしたフリをして定時まで時間が過ぎるのを待った。
いつもと違っていたのは今日が仕事納めだったこと。自分へ仕事の指示を出しているプロパー社員のリーダーが代休を取っていたために居なかったことだ。今日は誰からもたいした指示を受けなかった。
プロパー社員のサブリーダーから15時からの大掃除の場所を決めるための、あみだくじへ参加するように言われたくらい。
くじの結果は当たりだったのだろうか。掃除の担当エリアは自席のまわりのみとなった。楽なのはよかったが、することがなかったので、時間が過ぎていくのは遅かった。
今まで過ごしてきた何十回のクリスマスと比べれば今年はマシなクリスマスとイブだった。と、思っていた。あるメールを夕方に受け取るまでは。
定時にオフィスを出ると小雨が降っていた。間欠ワイパーを使用するくらいの。
自分が今、仕事をしている現場の周辺は自動車製造に関わっている所が多い。
TOYOTAカレンダーだと年内は今日で仕事納め。そのせいか、今日の帰路はどこをどう走っても車が多かった。
渋滞に巻き込まれて自分の車が動かなかった時に、自分が所属している会社からのメールの着信に気がついた。
急ぎの内容かもしれないので確認すると、以下のような内容だったので、唖然とした。
年明けから、仕事先の会社では組織改編されることは従業員だけでなく、外部の人間にもアナウンスされていたので、自分は知っていた。
そのことについて、クリスマスイブの日にグループリーダーに何か特別な対応が必用かを尋ねたのだが、何も必用ないとの言葉を聞いていた。
年明けから、自分は何時に出勤したらいいのかわからなくなってしまった。今まで通りの8:00でいいのか、それとも8:30なのか。
年末年始の休みの間、そんなつまらないことが時折は頭をよぎってしまうことになるだろう。
休みに入る前から、仕事始めのことについてモヤモヤさせられるとは、らしいといえばらしいのかもしれない。