淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

密にならなかった元旦

 しみじみと年越しにラジオを楽しもうと思っていたが、番組が始まるとすぐに眠くなってしまったので、年が変わる前にベッドに入った。
 自分が楽しむつもりでいたラジオ番組は『村上RADIO年越しスペシャル~牛坂21~』。
 後日、radikoのタイムフリーで聴くつもりだ。
www.tfm.co.jp
 昨夜はそれなりの時間に眠ったのだが、寝室から出たのは今日のお昼過ぎ。布団の外が寒かったので、目が覚める度に目を閉じると、次々と眠ることができた。
 ベッドの中に居てもまだ苦痛は感じなかったが、元旦に出かけるべきところへ出かけるために、寝室から出て着替えた。
 電子レンジを使って即席で作ったお雑煮を食べてから、車に乗って。

 車を向けた先は墓地。父と父方の祖父母が眠っている墓地と母方の祖父母が眠っている墓地へ。
 空には雪を降らせそうな灰色な雲が広がって、時折冷たい雨をパラつかせていた。
 そんな天気の中、まずは実家近くの墓地に向かった。

 墓地は閑散としていて、少しも密になる心配はなかった。自分が車を停めると、後に一台だけ車が駐車場に入ってきた。
 雨に濡れながら墓標まで歩いた。寒さと冷たい雨のせいで、自然と早足になったが転ぶことも滑ることもなかった。

 母の両親が弔ってある墓地へ向かう途中に、実家の前を通り過ぎた。家の前の駐車場に駐車してあった車は一台。その車は母のもので、弟の車はなかった。
 聞いていないのに先日に母は言った。大晦日から弟はある女性の部屋にしけ込むと。しけ込む、という言葉使いについて、自分が指摘をすると母は意に介さないどころか、どうせ長続きはしないだろうが、と言う始末。
 寒い日だったので、女性に温もりを求めたいという気持ちはわからないではないが、母にそんなことを言わせるようになった原因は弟にもいろいろとある気がする。

 母方の親の墓地では、自分以外の墓参者は見なかった。その墓地は線路沿いにある。通り過ぎていく電車の音や踏切の警報器の音が静けさを引き立てていた。

 帰宅して、ついでにコンビニで買った年賀状を書き始めようと思ったが、ここで自分のやる気は切れた。
 現実逃避のためにテレビをつけて、寝転びながら天皇杯の観戦をしていたが睡魔に負けて記憶を失った。
 元旦に自分へ届いた友人や知人からの年賀状は15枚。その年賀状は今、キーボードの横に置いてある。まだ、宛先さえ書かれていない年賀状とペンも。

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今日の写真のモデルはHARUさん。