淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

新栄のコインパーキング

 二月も三週目が過ぎようとしている。
 今月に入ってからは本業のシステムエンジニアとしては仕事をしている演技ではなくて、それなりに仕事をしているのは自分にしては珍しいこと。
 そのせいか、仕事をしている時の時間が過ぎるのが少しだけ早くなった。

 今日の仕事はお昼まで。午後からは有給休暇を取得したからだ。
 お日様が真上にある時間に帰路に着いた。
 平日に自宅で昼食を食べたのは久しぶり。
 食後にはまた車に乗って出かけた。名古屋の都心へ車を向けた。

 向かった先は新栄。ポートレートの撮影会に参加するためだった。
 新栄の街に自分は思い入れがある。今の仕事のキャリアをスタートさせた街なだけでなく、仕事に関係している他の記憶もある。
 システムエンジニアとして関わった中でもっとも酷い思いをしたプロジェクトのオフィスがあった街だった。

 撮影会の参加時間まで少し時間があったので、自分が勤めていた会社のオフィスがあった付近を車で通り過ぎたが、最初はわからなかった。外観がすっかり変わっていたからだ。

f:id:mobemobe617:20210219230336j:plain
今日のお散歩ショット。

 車を停めて近くのカーディーラーでお手洗いを借りた。ショールーム内に居た女性スタッフにそのビルのことを話すと、以前の面影はあまりないとのこと。
 ディーラーを出た後にそのビルまで歩いてみると、多少の雰囲気は感じることはできたが、ビルの名称は変わっていた。

 プロジェクトで大変な思いをしていたころ、作業していたオフィスから自社へはよく歩いたもの。同僚が仕事のストレスで心が病み、出勤しなくなったことを報告した時も。
 気分を変えるために表通りだけではなくて新栄の裏路地もよく歩いたあのころ。
 当時も今もラブホテルが多いことはあまり変わっていない。

 コインパーキングを横切ろうとしたある日。見知らぬ若い女性から突然に話しかけられた。
 その女性は自分をお客だと勘違いしていたようだった。
 自分は次のような言葉を口にして切り返したことが懐かしい。君と遊べるならばどんなに嬉しいか、と。
 その女性はそれなりに魅力的だった気はするが、顔形は全く思い出せない。彼女も自分のことなんて覚えていないだろうが。

f:id:mobemobe617:20210219230058j:plain
今日の写真のモデルは初めましてのゆうかさん。