淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

仕事始め

 今日は職場への初出勤。人よりも少しだけ正月休みは長かったかもしれないが、成人式は出勤である。
 今週末、世間は三連休だが自分には関係ない。

 今朝、たまたま少しだけ余裕を持って家を出たのだが、よかった。考えていたよりも走っている車が多かったから。
 いつもすんなりと通り過ぎることができる交差点では車列が伸びていた。その交差点はある川にかかる橋のたもと。
 橋上での事故が原因のようだ。凍結でスリップしたのだろうか。

 ほんの少しだけ余裕を持って職場には着いたが、駐車場に停まっている車は思いのほかに多かった。
 年明け初日なので、いつもよりも早めに出勤した人が多かったのだろうか。先着順でお年玉でももらえるわけでもないのに。

 オフィスの自席に着席するとまず、いつもの月初と同じ作業に取りかかった。前月の自分の勤怠記録の入力と提出。
 自分が所属している会社からも休み中だった一昨日に催促されていたことだ。

 現場のプロパー社員の確認と捺印を終えたA4一枚の書類を受け取ると、自社へFAXで送信した。
 デジタル環境で仕事をする職種なのにFAXを使うのは釈然としない。
 オフィスによって機器が違うので捜査方法が違うのも厄介だ。
 今の客先へ自分のあとに着任してきた若いエンジニアのほとんどは、最初にFAXを利用するときには苦戦していた。

 その後はコーヒーを飲みながらメールを確認しているとあることを知った。オフィスビル1Fの受付係が変わったことを。
 細身でキリッとしていた女性は年内までだったらしい。
 自分が知る多くの会社がそうであるように、自分が常駐している会社の受付もプロパー社員ではなくて、社外の人間だ。

 15年以上も前のことだが、パナソニックの本社工場にお邪魔したことがある。
 その際にパナソニックの部長が守衛と受付係は社外の人間だと話していたことが印象に残っている。

 久しぶりのオフィスは寒かった。外を見るといつの間にか雪が降っていた。
 寒さを感じていたのは自分だけではなかったようだった。膝掛けを忘れたと言って足を震わせていた人やライダー用の厚手のジャンパーを羽織ってキーボードを叩いている人もいた。

 午後には雪が止んで、うっすらと陽が差してはきたがそれでもオフィス内の寒々とした感じは変わらなかった。

 帰り道に気がついた。少しだけ日が長くなったことを。
 車を走らせ始めてエアコンのスイッチを入れても車内の空気はしばらく冷え冷えとしていたまま。
 それでも、少しだけ春が近づいているのを感じた。

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今日の写真のモデルはarinaさん。