昨日の日中のこと。用があって母親に連絡をしたのだが、なかなか返事がなかった。電話とLINE、どちらでも連絡したのだけれど音信不通。
後期高齢者になったこともあって、仕事をしていてもずっと気になっていた。
寝ようと思ってベッドに入った時だった。母からのLINEのメッセージがやっと届いた。
すでに日付が変わっていたので、今日の未明のことだった。
自分が連絡してから母親は何をしていたのだろう。他に優先すべきことがたくさんあったのだろうか。
加齢のこともあるだろうし、父親がいなくなった暮らしに慣れたこともあるのかもしれない。最近の母親はよりマイペース。
一緒に暮らしている訳ではないけれど、彼女とペースを合わせるのに戸惑いを感じることが増えてきた。
歳を取ると自分もそんな風にまわりを気疲れさせるようになるのだろうか。
彼女だけでなく、昔から自分は女性には振り回されっぱなし。
こちらから女性に連絡しても、無視されたりしたことも少なくない。
自分はイケテイナイし、お金持ちでもないので女性から特別扱いされることがほとんどないこともあるだろうけれど、そもそも女性はそのような生き物だとなんとなく思っている。
ちょっと前、久しぶりに友人の娘に会った時のこと。小学生の彼女にぼやかれた。自分の娘にLINEのメッセージを送ったのに返信が来ないと。
彼女は自分の娘からLINEのペア画を誘われたこともあって打ち解けたと思っていたのに、前触れもなく返事がなくなってしまったので寂しかったのだろう。
自分は彼女に言った。自分が連絡をしても無視をされることは多々あると。
本当のことだが、中学生の娘を持つ世間の父親はどうなのだろう?
実は今、娘に対しての心配事が一つ出てきた。
コンタクトを取ろうとして、さり気ないメッセージをLINEで送ったのは一昨日のこと。
だが、今のところはノーリアクション。
自分が娘に対して気になっていることは、彼女にとっては触れられると面白くないことだろう。
だから、なんとなく感づいて自分とより距離を取っているのかもしれない。
普段はあまり気になっていないけれど、一緒に住んでいないからこそ気になることもあるし、気にならないこともある。娘はどうなのだろうか。
四月が来れば中学三年生になる思春期の娘。
そんな娘の今日は誕生日。
自分のような駄目な父親でも、やっぱり娘は特別な存在だ。