淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

いつものようにゆるい話

 書くのをサボっていたせいか、誰かに伝えたいことは多々あるのだが仕方がない。
 衆議院議員の投票日も近いので、政治的ことにも触れたいのだが、今日はゆるいことを書くことにした。
 ゆるいことしか書いていない、というツッコミが聞こえてきそうだが。

 先々週の土曜日に娘に会ったときのこと。娘は次のようなことを口にした。
 来る途中の電車に乗っているときに、見るからにキャバクラ嬢っぽい二人組の女性を見たと。
 その二人からは甘ったるい香水の匂いがして、よいイメージを抱けなかったようだ。
 その話を聞いて、少しほっとした。
 数年前に女子中高生の成りたい職業ランキングにキャバクラ嬢がランクインしていたのを覚えていたからだ。
 出来損ないの父親でも、娘の育ち方がどうしても気になってしまうのだ。

 娘の話はそこで終わらなかった。
 お父さんはキャバクラに行ったことがあると、聞かれたからだ。
 どう答えようかと、迷ったが素直に答えた。
 このblogを読み続けている読者や友人たちのほとんどはわかりきっていることだが、答えはイエス
 一応、言い訳がましく娘には言葉を付け加えた。独身だから問題はないだろうと。

 父親の弁明を聞いても、表情が極端に歪むことはなかった。
 自分が思っているくらいには大人として聞いてくれていたのだろう、きっと。

 このblogを書き続けている目的の一つは、未来の娘が父親の過去に興味を持った時に、参考になる何かになったらと考えたから。
 そんな意図からも、恰好をつけて変な嘘をつかなくてよかったと思う。

 実際のところ、ここ数年はキャバクラに遊びに行ったことが記憶にない。
 ガールズバーや他の形態の夜のお店では遊んでいるが、最後に遊びに行ったキャバクラ店の名前どころか、どこの繁華街だったかも思い出せなくなってしまった。

 割と記憶が鮮明に残っているのは、10年くらい前のこと。
 当時勤めていた会社の社長から、社内接待で熟女キャバクラに連れて行ってもらったのが、最後だったような気がしてきた。
 その時は接待を受けているのが苦痛だった。
 40代前半だった自分は、魅力を微塵も感じない女性たちの話を聞いてやり過ごすのがきつかった。
 指名する気も起きなかったので、自分と同席していた友人の隣には代わる代わる女性が座ったが、社長の隣の女性だけは変わらなかった。

 だが、あまりにもキャバクラに行っていないせいか、久しぶりに飲みに行きたくなってきた。
 令和のキャバクラ、コロナ禍明けのキャバクラに興味が湧いていることもある。
 どうせ遊びに行くのであれば、少しくらい高くてもその繁華街で一番のお店に行きたい。
 商品やサービスの質は価格に比例する確率が高いからだ。

 本来ならば、そろそろラウンジやクラブでゆっくりと飲むような歳のはずの自分。
 今の自分には、そんな金銭的な余裕がないのが寂しくもある。

 アラフィフのオッサンたちが、無理なくラウンジやクラブで夜のひと時を過ごせるような世の中になるような日は来るのだろうか。
 そればかりか、今のままだとクラス会や同窓会に出席するのが難しいシニアが量産され続ける未来の方が近い気がする。
 というか、すでにそんな日常になっているのかもしれない。
 お金が理由で人と人との交流が妨げられるのは寂しいものだ。

今日の写真のモデルは、初めましてのNanaさん。