淡白マスヲのたんぱく宣言 

40過ぎのおっさんのエッセイ。昨日より、今日見たことや感じたことを毎日書きたいと思っています。

紫色のカードを受け取りに

 昨日の夕方、妻の実家に行った。娘の学芸会が来週の水曜日に迫っているのに妻から何も連絡がないためだ。
 学芸会は小学校内で行われるため、学校が用意した父兄や身内であることを証明するカードがないと入れないためだ。
 春の運動会はそのことを知らずに小学校に向かったのだが、そのときは特別に許可してもらった。土曜日なので多数の見学者が多かったせいもあるだろう。

 学芸会は平日の午後に行われるために見学者は少ないのでチェックも厳しいだろう。そのためにもカードが欲しかったのだ。
 また、自宅に妻が加入している保険会社から年末調整に必要なはずの葉書も届いていたので、手渡すつもりでいた。

 妻の実家を訪れると久しぶりに会えた女性が2人いた。1人は妻の妹でもうひとりは彼女の娘、つまり自分から見れば姪になる。
 自分が実家に上がると妻の機嫌が悪くなることはわかりきっているので玄関先までしか入らなかったが、2人ともわざわざ居間から出てきてくれて感じの良い笑顔で出迎えてくれた。それだけで本当に心が和んだ。

 2人に会うのは数年ぶりだった。義妹は実際の年齢よりも相変わらず若く感じた。姪は自分が思ったよりも大きくなっていた。学年を聞くと4年生だという。他人の子は早く大きくなるというが、その言葉を実感した。

 彼女たち2人との挨拶が終わると、娘がここ数日の寒さを実感してか今年もスキーに連れて行って欲しいとせがんできた。自分ももちろん一緒に行きたいと思っているので、準備をしている。
 姪には兄がいる。自分には甥もいるのだ。昔、彼をスキーに連れていったことを思い出し、姪もスキーに行きたいのであれば、連れて行ってあげれば喜ぶとかと思って聞いてみた。すると彼女は嬉しそうだった。

 自分の娘は1人っ子のため、彼女が時には姉替わりのようになり可愛がってくれていることは知っている。彼女と一緒であれば娘も楽しいだろう。
 いつも娘に良くしてくれる姪っ子に恩返しもできるし、自分だって娘と可愛い姪っ子と一緒に出掛けられれば、素敵な1日になることは想像できる。

 ぶっきらぼうに妻が自分にカードを手渡した。紫色の小さなカードに学校の校章と学校名が印刷されている。
 玄関先とはいえ、これ以上長居をするほど妻のオーラが強くなることを予想して退散することにした。
 娘はとハグをして、姪っ子とは握手をして別れた。
 娘に会えたことはもちろん、素敵な女性2人に再会できたことが帰りの道中を気分良くさせた。

キスされてしまった………

 昨夜は久しぶりに浅い眠りだった。朝までに何度も目が覚めたのだが、その度に喉が渇いていた。昨日の夕食として食べたまかないのラーメンがからかったせいだろう。
 目が覚めるたびに枕の向きを変えて目を閉じて、微睡む。また目が覚める、の繰り返し。
 最後はびっくりするようなことで目を覚ますことになった。

 今の現場では自分のことを横柄と言ったプロパー社員がいることを以前、blogに書いた。
hatehatehahaha.hatenablog.com
  彼は同僚達からも気が強いと思われているようだ。彼の悪態をつく態度から自分は彼のことを心の中では悪男と呼んでいる。

 響きが似ているせいもあってか自分の右隣に座っている串勝男ともちょっと前までは親密だった。だが、彼らのように我が強い人間同士が上手くやっていくのは難しかったのだろう。今では2人の間には緊張感が漂っている。

 悪男には自分の作業時間を見積もる能力が足りない。そのせいで外注のエンジニアは迷惑を掛けられている。自分ももちろんそうだし、それも1度や2度のことではない。
 昨日も、今週中に完了しなければいけない作業があったのだが、彼の作業が終わらなければ自分が着手できなかった。彼との事前の約束では一昨日中に完了して、自分が朝から作業に着手できるはずだったが、それが昼からになり最後には結局15時過ぎになってしまった。
 それでも彼は悪びれた態度を全く見せなかった。さすが、悪男。

 こちらは、夕方から副業先での予定があったので気が気ではない。彼のせいで着手が遅くなったので屁理屈をつけて作業量を減らすことを納得させた。
 こういうときには自分の理屈っぽさが役に立つ。屁理屈も立派な理屈なのだから。
 なんとか18時過ぎに彼から依頼された作業が終わったことを報告するとその数分後にはさっさと退社していった。
 自分もその数分後に事務所を出たのだが、彼の行動や態度が印象に強く残っていたのだろう。

 実は彼のせいで今日の目覚めは最悪のものとなった。彼が何故か夢に登場したのだ。仕事の人間が出て来るなんて最近では珍しいのだが、夢の中での彼の振る舞いが問題だった。
 悪男が自分の唇を突然奪ったのだ。そこでびっくりして目を覚ましたし、夢であってくれて安心した。
 男にキスされる夢を見るなんてもちろん初めでだったし、最後で会って欲しい。たとえ、相手が誰であったとしても…。

肉食なのに

 今日は金曜日。世間は華金だが自分は18:30に現場を出ると19:30には副業先のラーメン屋で働いていた。多少前振りはあったがバイトすることが確定したのは当日の朝だった。
 夕方店で働くということは何かと足りない店の責任者、マコちゃんと一緒になる。週末の夜の割には忙しくなかったこともあって頼りない責任者と一緒でもトラブルもなく、時間が過ぎていった。

 仕事終わりの時間に近づいたころ、いきなりバックヤードに来るようにマコちゃんに声をかけられた。嫌な予感がしたが仕方がない。彼は店で一番偉いのだから。
 彼は12月のカレンダーを自分に見せながら忘年会はいつがいいかを尋ねてきた。店の定休日が火曜日なので、どの週の火曜日であれば都合がつくのかと。
 前半であれば出席できることを告げると、開催するお店は彼の中では決まっていた。

 彼のマドンナは寿司が食べたいらしい。外国人が実際に食べて美味しく感じる日本食の1位は寿司だということを何かで読んだので、中国人であるマドンナが寿司に興味があるのはなんとなくわかる。
 そのせいで寿司が食べられるお店に決めたようだ。自分としては自社の忘年会は自分が幹事なので寿司屋で寿司の食べ放題のコースを予約したので、本当は別の料理が良かったが仕方がない。

 だが、彼女以外の従業員はマコちゃんが魚料理に興味がないことも、焼肉が大好きなことも知っている。彼の希望に沿うように例年の忘年会は、焼肉屋で開催することが多かった。
 ある年は彼の希望もあって北海道の海産物料理屋で忘年会を行ったのだが、コース料理だけでは満足できずに単品で料理を追加すると彼は言い出した。そんな店に来ているのに焼いた牛肉料理を注文したのだ。
 コース料理の料金は会社から予算が提供されるのだが、単品分は予算からオーバーしてしまった。皆彼が頼んだ料理は責任者である彼が払ってくれると当然のように思っていたようだが、出席者全員に後で請求してきたのだ。1人ずつに数百円を。彼の低い株を自分自身でさらに下げた瞬間だった。毎年、忘年会の時期が近くなるとその話を従業員の誰かが持ち出すのだ。

 会社のお金でタダ酒が飲めるのであればある程度妥協するしかないだろう。当然、決められたコース料理を予約するはずだが、それだけで彼や彼のマドンナが他の料理を別に注文したとしても、今年に限っては彼が支払ってくれると高を括っている。
 いくらなんでも自分が心奪われている女性の前では最低限の甲斐性は見せてくれるはずだと信じている。

2017年最初の忘年会

 昨夜は2017年最初の忘年会だった。小学校からの友人4人と餃子の王将で。中華料理の大皿5品と餃子が食べ放題とアルコールとソフトドリンクの飲み放題90分がついて2500円だが税込で2700円。

 参加してくれた友人の2人はこのblogを読んでくれているようだ。ありがたい。その上、1人には誤字脱字が酷いと忠告してくれた。自分でも後でわかると恥ずかしくなってくる間違いがあるのだが、読者には気になることがわかったので、気をつけたいがどこまで減らせるだろうか。
 また、どうせ今夜のことも文章にするのかと聞かれたので、するつもりだと答えた。

 小学校からの友人なのでお互い30年以上の付き合いになる。特別な話題は無くても顔を合わせてお互いに無事を確認できるだけでも嬉しい。
 20歳前後に同級生が3人亡くなっている。1人は小中学校、1人は中学高校、もう1人は高校が同じでそれぞれ同じクラスになったことがあった。
 同級生を若い時に見送ったことが30代の前半くらいまでは自分の価値観や考え方に影響を与えていたと思う。

 彼らが亡くなってしばらくのころは、墓参りもしていたが最近はまったくしていない。自己弁護になるかもしれないが、人はやはり人を忘れていくのだと痛感する。悲しいけれど。
 その代わりに新しい人と出会い、その中の何人かが自分の中に入り込み影響を受けて行く。当たり前のことだが、会っていない人のことは忘れ去られ、会い続けている人の記憶はどうしても増えていく。

 忘年会の後に家が近い友人との帰り道、缶チューハイを片手で飲みながら自分の子供の可愛さを語っていた。別に酔って言わなければならないほど照れることでもないと思う。
 自分みたいなアウトローな人間でさえ、滅多に会っていない娘を可愛いいと思ってしまうのだから。
 親が子供を可愛いと思うのには理由もないし説明も要らないと思うのだが、一方では子供に信じられない振舞いをする親のことを聞いたり、時には痛ましい事件が起きたことをニュースで知ることもある。
 その度に子供が生まれる前よりも信じられない気持ちになる。

 最近、親への気持ちも変わってきた。父親は亡くなってしまったので母親だけしか健在でないが、自分が娘のことを思っているよりも長い間自分のことを見守っていてくれたことをだんだん実感できるようになってきたからだ。

 自分の今年の忘年会の予定は開催日まで決まっている会が4回。日付は決まっていないが開催が決まっている会が1回だが、今年のサラリーマンが忘年会に参加する平均回数は何回だろう?

串勝男の補給場所

 このblog№1の登場回数との人気を誇る串勝男。何人かの読者から彼が仕事中に間食として食べている串カツをどこで買ってくるかの質問をされたことがある。
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 その度にコンビニじゃないかな、と答えていたらある読者にコンビニならソースを付けてくれるのでマイソースは要らないのではという鋭いツッコミを受けた。確かにコンビニで揚げ物を買う時はソースがついてくる。
 それからは彼がどこで串カツを買ってくるか、自分も気になりだした。一旦気になると喉に魚の骨でも刺さっているかのように気になって仕方がないまま日々を過ごしていた。

 だが、先日その謎が偶然に解けた。大須アーケード街に繁盛しているあるスーパーがある。その名はサノヤ。店先にはいつも自転車が隙間なく停められている。

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サノヤの店先
 自分は料理を作るのが好きなせいかスーパーやデパートの食料品売り場を見るのも興味がある。これだけのお客が訪れているのでいつしか店内を見てみたいと思っていた。
 いくら生鮮品が安くても混雑した地下鉄や私鉄の車内をスーパーのビニル袋をぶら下げて帰るのにはかなり勇気がいる。自分は勝男みたいにワイルドでもないし、勇気がないので帰社時に寄り道するのを自重していた。

 だが、ある日我慢できなくなり買わなくても見るくらいならいいだろうと思って店内に飛び込んだ。すると夕方でもお弁当屋惣菜コーナーが結構充実していることに気がついた。店内は決して広くないのに、全体のバランスを考えると普通のスーパーよりもかなりスペースを取っている。
 感がひらめいて揚げ物コーナーを探すと彼のソウルフードの串カツを発見した。見慣れたパックに入り、ソースはついていない。まさにいつも隣で彼が机の上で開封して食べているやつだ。

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勝男のソールフード、串カツ
 今日の夕方、彼は久しぶりに串カツを買ってきた。だが、自分や周りに気を使ってか自席ではなく皆が昼にお弁当などを食べる共有スペースで食べていた。もちろん、マイソースを持っていって。

 自分のことを野蛮人と言っていたほどワイルドな彼は、秋が深まってきて気温が下がってきてからも、上着は着ていたが当たり前の様にノータイだった。それがまた似合っていた。
 だが、ここ数日ネクタイを着用しだした。別に現場でのドレスコードでネクタイが義務付けられていないのにどうしたことだろう?
 彼はワイルドから脱皮したいのだろうか。彼が脱皮したら何になるのだろう。だが、それを見届ける前に彼はおそらくいなくなるだろう。

スキー板のチューンナップ完了

 昨日、帰宅したタイミング携帯電話が鳴った。番号だけが表示されたので、気になりながらも電話に出た。掛けてきた相手はお世話になっているスキーのチューニングショップのオーナーだった。
 板を預けるときに勤労感謝の日までには仕上げて欲しいと依頼していたが予定より早かった。昨年は依頼するのが遅かったために12月の後半にしか受け取れなかったので、今シーズンは早めにお願いしていたのだ。
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 あまりの嬉しさに着替えずスーツ姿のまま車を走らせた。道路が空いていれば自宅から20分ほどの距離だ。帰宅時間で車が多い時間ではあったが、通勤者と逆方向のためか思ったよりも車を気持ち良く走らせた。気持ち良く感じたのかもしれない。

 店に到着するとオーナーは少し驚いていた。それもそうだろう。電話をした当日にしかも平日の夕方だったのにも関わらず、30分も経たずに来店したのだから。
 本当はもっと早く仕上がっていたらしいが、自分の書いた字が汚くて読めなかったために電話連絡が遅くなったと教えてくれた。オーナーの機転で昨年も仕事をしたことを思い出してくれて、昨年の記録を見て連絡してくれたらしい。
 字が下手であるということが久しぶりに自分に返ってきた。亡くなった父からは、綺麗に書けないならせめて丁寧に字を書くようにと良く言われていたことを思い出した。来年、お願いするときは丁寧に自分の電話番号を書こうと思う。

 数か月ぶりに持った板にずっしりとしたが、心地良い重さでもあった。昨年のシーズン序盤はレンタルスキーで滑ったが今年は今週末からでも自分の板で滑走できる。
 自宅から車で日帰りできるスキー場がすでに2か所もオープンしている。ウイングヒルズ白鳥リゾートとスノータウンイエティだ。
 もちろんどちらのゲレンデも人工雪だがそんなことは構わない。もちろん天然雪にはかなわないが最近の人工雪の質は昔よりよくなっているし、どんな雪質であってもそれに併せて滑ることも自分にとってはスキーの楽しみのひとつだからだ。

 自分がシーズン券を買ったスキー場は12月後半のオープン予定だが提携しているスキー場でオープンが一番早いスキー場は鷲ヶ岳スキー場だ。このゲレンデは今月の22日にオープンするので、最低でもその週末には初滑りを楽しみたいと思っている。
 スキー板が帰ってきたので道具は全て整っている。後は時間とお金のやりくりと体調を整えるだけだ。
 スキーに対するモチベーションはもうすでに最高に高まっているからだ。

公私混同は当たり前?

 昨日、副業先に出勤すると一緒にいつも働いているパートの女性と社員が困ったことになったと愚痴り出した。
 店の責任者であるマコちゃんがお気に入りの女性を本格的にシフトに入れると言い出したらしいのだ。1人前の戦力として。
 彼は彼女にメロメロなのは先日のイベントで自分でもわかったほどだ。
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 彼女は中国出身で日本語も覚束ないために注文もろくに取れないし、数字にも弱くお釣りの計算もよく間違えるらしい。だが、彼女はマコちゃんの男心に付け込んで、最近では態度が大きくなっていると皆が口々に言っている。他のパートやバイトの注意や忠告に耳を貸さなくなっているようだ。
 彼女をそのようにさせている原因を作った店の責任者に皆が困っているようで、彼の公私混同をいないところであげつらえているようだ。

 今日の昼食後、大須のアーケード街である2人組とすれ違った。今仕事のお手伝いさせている会社の社長と女性部長だ。社長はベストを着て、部長はブルーの膝より短いスカートを履いている。彼女は短めのスカートを履いていることが多いのではがに股なことに最近気がついた。
 そのせいか人ごみの中でもはっきりとわかった。2人はこちらには気がついていないようだった。先日、彼らの親密さをblogに書いたが、今日はそれ以上に2人で歩いていることが自然に感じた。
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 おそらくは全社員公認の仲ではないだろうか。確かに彼女の仕事ぶりには眉を顰めることが多い。ここ何日か彼女の作成した資料を使って仕事をしているが、1から順番のナンバーリングさえまともにされていない。
 数十人の会社なので社長が最後に全て責任を取りきれるなら、外注の1人がとやかく言うことではないだろう。

 副業先の片思いの男女と正業での現場のいい雰囲気の2人。どちらを見ても公私混同だと他人から言われても仕方が無いとは思う。自分もどちらかと言うと職場恋愛には良い印象を抱けない。自分がモテるタイプではないヒガミも入っていると思う。
 だが、公私混同については大らかだと思う。人間は世間が求めるほどに理性的に行動できないと捉えているからだ。
 自分も若い時は理性的であることに憧れて、常にそうでありたいと思っていた。だが、あるときに感情がある限り自分のような人間には無理だという考えに至った。自分が理性的でいられないことを肯定したら、他人にも常に理性的であることを求められるはずはない。筋が通らないからだ。
 自分が経験した世間の組織では多かれ少なかれ、公私混同する人間はいた。そんな彼らを我慢できないのであれば、彼らより上の立場につくかまともに取り合わないかの二つの選択しかないと思うが、自分なら後者を選ぶ。