淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

チラリズム

 人並みに男らしくスケベだと自認しているマスヲ。だが、性欲は人よりも薄いと思っている。
 自分のハンドルネームの由来は、むかし勤めていた会社で年上の女性同僚がいたことが、きっかけになっている。
 彼女は当時バツイチ。今では当時付き合っていた彼氏と再婚している。彼女は魅力的でモテるタイプだった。
 そんな、恋愛経験豊富な彼女に自分の性欲について相談を兼ねた、おちゃらけた雑談をしていたときに、出てきたネーミングが『淡白マスヲ』だった。
 ハンドルネームをプレゼントしてくれただけでなく、貴重な時間を使って、時折このblogに目を通してくれているらしい。本当に有難い。

 草食系の男子のことはわからないが、普通に女性に興味がある男性であれば、チラリズムに惹かれない人はいないだろう。
 女性はどうなのだろう? 残念ながら、自分は女性にそれらしきことを言及されたことがないが、同じ様な欲求に惹かれるのではないかと、勝手に想像している。

 自分が見たいものを、隠されることによって欲求が制限される。制限されることによって見たいものを見るために努力がするのはベクトルのひとつの在り方だろう。
 今朝早くに行われたロシアワールドカップ、ベルギー対日本の試合をテレビ観戦した。観戦後は自分の感情や考えを整理できないまま、眠りについた。

 午前中の遅めに起床してから、サドルがおかしくなった自転車を自転車屋で修理してもらい、早めの昼食を食べると少しずつだが思考が整理できはじめたので、今この文章を書き始めた。
 結論から書くと、ロシアワールドカップでの日本代表の結果は、今後に繫がるはずだと。

 乾のシュートでベルギー相手に2点差となったときに今まで見たことがない景色、ベスト8が自分には垣間見えた。それは一瞬だったかもしれないが、どうしようもなく魅力的なものだった。他のサポーターの中にも、同じ様に思った人も少なくなかったのではないだろうか。

 だが、結果としては90分で決着ついた。今まで見たことがなかった景色の全容は見ることができなかった。
 試合後のフィールドに日本代表の何人かがうずくまっている姿を見て、あるシーンを自分は思い出した。そのシーンとは、『ドーハの悲劇』。

 あの時も、日本代表が見たことがなかった景色、ワールドカップ本選出場が一瞬見えたのだが、結果としてはあのときも見たことがなかった景色の全容を見ることができなかった。
 だが、あの時に日本代表とサポーターが勝利の女神から一瞬見せてもらった魅惑的なショットが、『ジョホールバルの歓喜』に繫がったはずだ。

 今大会の結果を同じように考えるのなら、4年後のワールドカップにおいて日本代表とサポーターは決勝トーナメントを勝ち抜き、ベスト8以上の景色を見られるはずだと考えている。
 選手はもちろんのこと、監督やスタッフに対しては今はまず、次の言葉を贈りたい。ありがとう。