淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

風邪には温かい味噌ラーメン

 今朝起床したら、風邪の症状は改善していなかった。現地で待ち合わせの約束をしていた知人に状況をメールで連絡して、再び目を閉じた。二度寝から目を覚ましてスマホを見ると、知人からメールの返信が届いていた。
 現地は吹雪なようで、昨日滑ったから今日はそのまま帰る予定だと。
 知人には済まないと思ったものの、多少はほっとした。

 だが、来週末は予定が立て込んでいるために、ナイターやサンライズでの滑走を考えてもスキーをする時間が取れそうもない。暖冬のためにただでさえ雪が少ないシーズンのハイシーズンに、2週間もゲレンデから遠ざかることになってしまうことはどうしても口惜しい。
 堂々と仕事をサボってスキーに行く理由がないものか、考えを巡らせようとするが、ただでさえ明晰でない頭脳なのに、風邪のせいでより名案は浮かばなかった。

 布団の中から出たくないが、昼近くになってくると薬の効果も切れてくる。重い身体を引きずってキッチンに向かった。レトルトのカレーをレンジで温めて、ご飯にかけてお腹の足しにした後に、市販の風邪薬を服薬すると再びベッドに戻った。
 こういう病気の時などは正直、独り暮らしの不自由さを感じる。メリットも少しはある。誰にも邪魔されずに静養できることと、他人への感染を意識する必用がないことだ。

 夕方近くになって、布団から出て着替えることにした。いつまでもベッドに居ると夜眠れなくなってしまうこと、スキー道具を車から降ろさなければならないことの他に、あるものを買いに行かなければならないことに気がついたからだ。
 購入しなければならないものは、風邪薬。昼に服薬した分で終わってしまったからだ。スキーの道具を降ろした車を走らせて、ドラッグストアまで向かった。
 医薬分離が進み、地元の小さな開業医でも院外処方が圧倒的な多数になってしまった。
 健康保険者本人でも、診療も処方も3割負担のために、風邪くらいであればドラッグストアで高価な第二類医薬品の薬品を購入して服用した方が、何かとメリットが高い気がするのは自分だけだろうか。
 自分が社会人になりたてのころは、保険者本人の負担は1割だったのに。自分が欲しかった薬を購入すると、料金は2000円ほどだった。

 ドラッグストアの駐車場に停めてある自分の車に戻ると、17時を過ぎていた。このまま夕食の素材を買って作ることを考えるだけでけだるくなってきた。後片付けも自分でしなければいけないし。たいした症状ではないものの、病気は気持ちを何かと萎えさせる。

 今夜は外食にすることにした。前から食べたかった温かいものを食べにいくことを思いついたからだ。風邪の時にはぴったりの麺類を。

 高校の同級生が有名なラーメン屋をオープンさせて6年ほど経つ。同級生の店は超がつくほどの人気店。
ramendb.supleks.jp
 最近3店舗目を出店したのを知ったので、そちらに向かった。3店舗目は味噌ラーメンの専門店。
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 店に入ると同級生自身が釜場に立っていた。店主が自分に気がついてくれ、同級生の世間話などを交わしながら、ラーメンを食べた。彼との会話も相まって、身体がより温まった気がする。

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自分が注文したKARA辛みそらーめん、900円。風邪にぴったりのメニューで美味しかった。