淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

天気の良い日は写真を撮ろう

 夜明け前に一度目が覚めた時、ベッドから出るか少し考えた。夜明けの写真を撮りたかったからだ。結局6時過ぎまでベッドでうだうだとしていたが。
 寝室に朝陽が差し込んできたので、起床した。天気が良いことを確信したので、先日に訪れるつもりで断念した撮影スポットへ行きたかったからだ。
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 朝食を食べて自転車で家を出た。10㎞ほどの距離がある街中に出かけるつもりだったので、車は断念した。
 また、複数のスポットでシャッターを切りたかったので、機動力を考えて自転車を選択したのだ。

 自宅から表通りを走っているうちは肌寒かったが、車の少ない裏路地を進んでいるうち身体が温まってきた。連休中の早朝の裏路地は、車はほとんど通らなかった。
 自分が居住している行政区から隣の行政区へ超えるころには、汗ばんでいた。

 途中、気になるシーンを見つけると思わずカメラを取り出して、シャッターを切ってしまうことが何度かあった。
 おかげで、なかなか目的地に辿り着かなかい。
 街路樹の脇に植えてある花を撮影していると、付近を掃除していた老婦人に話しかけられた。いい趣味ですね、と。
 人によっては、写真を撮影することは好感度が高いようだ。自分の他の趣味はどうなのかが、少しだけ気になった。blogや小説などの文章を書くことも、世間は好意的に受け取るのだろうか。

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堀川に向かうまでに撮ったスナップ。最後の写真を撮っている時に、老婦人に声をかけられた。
 最初の目的地に着いたのは8時30分過ぎ。家を出てから2時間近く経過していた。100枚以上の写真を撮影しながらだったので、想定よりも時間がかかってしまった。
 今日の目的は堀川に架かる橋を撮影することだった。堀川は人工的に作られた河川。歴史はあるが、そのことを詳しく知っている人は地元でも少ないのではないか。見た目はドブ川と言っても、差し支えないと自分は思う。

 中橋から松重閘門まで堀川沿いを自転車で下りながら、写真を撮り続けた。
 伝馬橋と納屋橋の遊歩道をカメラ片手に歩いていると、カフェの前で女性が椅子を店の外に運んでいた。開店準備をしていたのだろう。

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女性と出会ったカフェのスナップ。
 女性と目が合ったので、思わず口走っていた。写真を撮るためにお邪魔しています、と。すると彼女は天気がいいから良いですね、と言ってくれた。
 彼女の表情から少し疲れているのが窺えたので、自分が言葉を続けた。連休は大変ですよね、と。
 彼女は少し笑いながら頷いた後に、次の言葉を贈ってくれた。楽しんで来て下さい、と。
 名前も知らない人との、何でもない会話だった。だが、若くて感じの良い女性とのやり取りは今日の天気のように、気持ちよかった。

 松重閘門付近で最後の写真を撮ったのは10時30分過ぎ。カメラのバッテリーが少なくなったので、撮影を終えた。朝からの撮影枚数は300枚以上だった。

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主な撮影地は中橋、桜橋、錦橋、納屋橋、日置橋と松重閘門。5枚目は堀川のクルーズ船の乗り場。
 夏を感じさせるような陽射しの中、自宅に向かってペダルを漕いでいると、ちょっとしたハプニングが起こった。自転車のチェーンが外れたのだ。
 幸い、自宅から数百メートルのところだったので、そこからは自転車を引いて歩いた。なんとか正午ごろには帰宅することができた。