ゴールデンウイークが終わった。といっても無職の自分にとって、昨日と今日の何が違うのかと聞かれると、正直微妙だ。
仕事をしていないおかげでストレスが軽減されているせいか、飲酒した日数が少なかったと思っていたが、ちゃんと数え直してみたらそれほどでもなかった。10日のうち4日もお酒を呑んでいたから。
一度呑み出すと、一杯で終わることはない自分。4日間で呑んだ酒量は決して少なくない。
ゲレンデに雪遊びに出かけた日数は2日。昨年と比べると同じ日数だった。もう少し遊びに行きたかったが、天候に恵まれなかったり、弟の引っ越しの手伝いなどの用事があったからだ。
昨年までと全く違うことは、写真を撮影していたことだ。4月29日以外は毎日、写真を撮っていた。10日のうち9日、カメラのシャッターを切っていたことになる。ほとんど病気だ。
写真の何が自分をかき立てるのだろう? 今のところわからない。
ただただ、被写体として撮影したいモノが増えているだけだ。そのためにも、せっかく持っているカメラを使いこなせるレベルに到達したいと考えているが、その道はまだまだ遠い。
今朝も、朝食を食べると6時過ぎに自転車で家を出た。
雨上がりの快晴なんて、屋外での撮影にとっては最高のコンディション。
平日でも朝早いせいか、自分が自転車のペダルを漕いでいると、すれ違うのは犬を散歩させている人がほとんどだった。
今まで撮りたかった、被写体のひとつを何とか写真へ収めることができたが、作品の出来としてはまだまだ納得していない。 その変わり、初めて多重露光の撮影を試したら、カメラの液晶で確認すると考えていた以上に味わいがあったので、テンションが高まった。
早く帰宅して、さらに良い作品になるように手間をかけて現像するつもりだった。 帰宅してカメラのデータをパソコンに取り込むと、愕然とした。RAWファイルがなかったからだ。
撮影中にRAWファイルの出力なしに、カメラの設定を変えてしまったようだ。
JPEGファイルは存在したが、普段からサムネイルレベルにしていることも、今日ばかりは悔やまれた。
こんな初歩的なミスをするとは思ってもみなかったが、今後は同じような失敗をしないようにしたい。
出力形式の変更をカメラでロックする機能があればいいのに、と今は思っているが、同じような失敗をしている人は少ないのだろうか。