淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。広く浅く、そして薄い視点で気楽に書いてマース。

ロケットスタートへの準備

 先々週から、スラックスとカッターシャツを結構着ている。そのうちの何回かは入社する予定になっている会社の用事のため。事務手続きで名古屋支社に訪問したり、入社前の健康診断を受けたりもした。
 だが、それだけではない。ヒントは履歴書と印鑑を持って出かけたこと。

 9月からの平日の予定が決まったので、土日に働ける仕事を探しているのだ。
 家のローンこそ終わったが、4月から好きなことばかりをしていた見返りに、貯金がすっかりなくなってしまった。
 老後に2,000万円が必要なご時世に。これから地道に貯めていくしかない、と偉い人たちへの当てつけのために書いてみただけだ。

 本当は、そんなことは全く考えていないからだ。これから先のことなので、そんな老後にならなくてもいいような施政者を選ぶ方が、どう考えても懸命だ。このような状況を招いたのは、ある意味政治のせいだから。
 もちろん、そんな政治を行った人間を選んだ自分たちの責任でもある訳だが。

 何故、仕事をしながら週末まで働こうとするのか。一番大きな理由は、自分の価値観を狭くしたくないからだ。
 ただでさえ、他の業種とはかけ離れた情報処理の業界に籍を置いていると、価値観や物の考えが偏ってしまう。偏るだけならまだしも、その偏った考えに基づいた視野で物事や世間の人々を見ることを、危険だと感じているからだ。
 自分が情報処理の業界にどっぷり浸かっていたときも、離職して業界から離れた今も、その考えは変わっていない。

 実際、副業するために面接をしてくれた担当者から、情報処理の業界のことをいくつか聞かれたので、こちらが答えると驚かれたことがある。
 それは、自分が所属している会社に自分の座席や机が無いこと。もちろん、靴箱やロッカーだって無い。
 今では慣れてしまったが、他の業界の人からはなかなか理解できないだろう。
 自分が所属している会社からは、物理的なものはほとんど何も用意されないのだ。

 副業を探していることだけをある友人に話した。すると、その友人は自分がまたラーメン屋で働くつもりだと思ったようだ。友人にはラーメン屋はもちろん、飲食業界で働くことを考えていないことは伝えた。
 実は、カメラの撮影に関われる仕事を探している。写真を撮るのが上手くなりたければ、対価をもらって撮るのが一番だと何かに書いてあったからだ。
 もちろん、今の自分の拙い技術レベルではなかなか難しいだろう。だから、撮影のアシスタントなどまで広げて探している。
 それでも、今のところは採用の連絡はもらっていない。

 最初から、週末には副業ありきの生活に慣れた方が、性格的に馴染みやすいと考えている自分。その思惑通りに、9月からロケットスタートを切ることができるかは、まだ白紙だ。

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今日の写真のモデルはせなななせさん。