最近、スマホの調子が悪い。Androidを使用しているのだが、microSDカードの接触が悪くなってしまった。
ほとんどの音楽データはスマホ本体でなく、microSDカードに保存していたので、ほんの数曲しかスマホで聞けなくなってしまった。
自分の車でもスマホを連携して音楽を聞いているので、ドライブ中も同じ状況になった。
そのうちの一曲はスキマスイッチの『奏』。つい最近までこの曲を詳しく知らなかったが、ある女性が歌っているのをtwitterで知って、興味を持った。そのtweetと歌詞を以下に紹介する。
私が描いて歌った動画です。
— 美波なつ@9/22モアコレ撮影会 (@n_chocolavie) May 9, 2019
良かったら聴いてください(*´꒳`*) pic.twitter.com/d41hnDyrlv
http://j-lyric.net/artist/a001fed/l0074e4.html
このtweetから歌っていたのはポートレートのモデルさんだった。歌っていた彼女を撮影したくなって、ある撮影会で撮影させてもらった。彼女の名前は、美波なつさん。
このblogの今日の写真で何回もモデルとして登場している。機会があったら、また撮影させてもらいたいと思っているモデルさんの1人だ。
今日は朝早くから、車で家を出た。目的があって県外へ片道100㎞超のドライブをした。
先に説明した理由のために、車中では数曲を繰り返し聞く羽目になったが、そのおかげでひとつのことに気がついた。
この曲がリリースされたのはおよそ15年前。
それなりに知られた曲なので、ラジオ、有線放送や他人が歌ったカラオケなどで、何回も聞いたことがあったはずだが、どうして最近になって気になる曲になったのかが。 この曲のモチーフに、最近になって自分が共感できるようになったからだろう。
恥ずかしいが、ハンドルを握りながらこの曲を聞いていたら、うっすらと涙が浮かんできた。自分でもびっくりした。夜、1人でお酒を呑んで感傷的になっていた訳ではなく、朝の明るい郊外の道を気持ち良く車を走らせている状況だったから。
この曲の歌詞を鑑みながら、涙の訳を自分なりに考えてみた。
すると、その訳に気がついた。ある女性への思いにやっと区切りをつけることができたからではないかと。
その女性と会えなくなって、2年が過ぎた。最近になってようやく、彼女のことを考えることがほとんど無くなった。
彼女と直接会えなくなってしばらくのころは、彼女の写真や送ってくれたメールを、時折眺めていたのも今となっては良い思い出だ。
気になった女性を忘れるのに2年もかかった。世の中に、そんなアラフィフのオッサンが1人くらい居てもいいのではないか。この世の広い片隅で。